レッスン


ドライバーのまねポイント
タメをつくらず手元と 胸板を正面に戻す

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世界に通用するといわれる松山英樹のスイング。「あれは、カラダの強さや豊富な練習量がなすワザ。まねは無理!」と思ってあきらめている人は、ちょっと待った!一般アマチュアでも飛躍的にレベルアップできる、とっておきのまねポイントがあるんです!


解説=石井忍 いしい・しのぶ
1974年生まれ、40歳。ツアープロからコーチの道へと転身し、プロゴルファーやプロの卵、アマチュアへの指導を精力的に行う。10月に指導の拠点となるエースゴルフクラブ(千葉市若葉区)をオープン。千葉県出身。


インパクト効率と再現性が高まる最高のドアスイング

 いまどきのクラブ、とくにドライバーはダウンでタメをつくらない。それは松山選手しかり、そしてアマも身につけたい大きなポイントです。無理にタメをつくろうとするのは、カラダのブレやフェースが戻せなくなる原因になります。松山選手のように手元と胸板を一緒に動かし、クラブを早く正面に向ける。ひとむかし前にはドアスイングといわれていたようなダウンでヒットしたほうが、スクエアフェースで正確にミートできます。

 また、タメをつくらず振ると、トップでの頭の位置や顔の向きを変えずにインパクトしやすくなります。頭や顔をキープするとカラダとボールとの距離が変わらないので、インパクト効率と再現性が高まる。ここも松山選手の長所のひとつです。(石井)











松山英樹のスイングを連続写真でチェック!




▲松山英樹のダウンは大きなタメをつくらない。顔が残せるので、ボールとカラダとの距離が変わらない





松山英樹 まつやま・ひでき
1992年2月25日生まれ、22歳。181cm、75kg。14年はメモリアルトーナメントで米ツアー初優勝。また11月には国内ツアーはダンロップフェニックスも制した。愛媛県出身。レクサス所属。

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