レッスン


酒井美紀のアプローチレッスン
方向性アップテク

  • LINE
フォローでトウを 真上に向けると、ボールを目標に運べる

ヘッドを目標に向かって真っすぐ大きく出していく

 アプローチの振り幅は左右対称がいいといわれますが、わたしの場合、方向性をよくするためにフォローサイドを大きくしています。

 バックスイングよりも大きなフォローをとるときは、ふたつのポイントを意識してください。ひとつめは、ヘッドを真っすぐ目標に出すこと。ふたつめは、ヘッドが腰の高さに上がるまでにトウを真上に向けます。ヘッドを真っすぐ大きく出すことで、ボールを目標に運ぶように打てます。また、腰の高さでトウを真上に向けると、フェースの向きがカラダの回転に対してスクエアになるので、スクエアでヒットできるのです。

 どちらも方向性アップには欠かせないポイントなので、方向性が悪い人にオススメです。

▲リカバリー率3位とアプローチ巧者の酒井。その秘けつはフォローでトウを真上に向けるテクにあり!



▲インパクト後は、トウを真上に向けながらピン方向にヘッドを出していくと、ボールをフェースに乗せて運ぶアプローチが打てる




コロがし




▲低く打ち出すためにボール位置は右寄り。ヘッドが腰の高さへ上がるまでにトウを真上に向ける意識をもつ。ヘッドを目標に出しながら大きなフォローをとって、ボールを目標に運ぶ




ピッチ&ラン




▲ボールはやや右寄り。振り幅は手元を高く上げていくのでフォロー側のほうが大きい。ヘッドを目標に出しながら手元を高く上げると、ボールにほどよい高さと正確な方向性を出せる




ピッチショット




▲ボールはやや右寄り。フェースを開いて打つが、カラダの回転に合わせてフェースを閉じてトウを上に向ける。開いたフェースを閉じながら打つのも、高く上げるためのテクのひとつ





酒井美紀 さかい・みき
1991年5月24日生まれ、23歳。165cm。14年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでツアー初優勝。アース・モンダミンカップで2勝目をあげた。福島県出身。国際スポーツ振興協会所属。

テーマ別レッスン

あなたのゴルフのお悩みを一発解決!

注目キーワード
もっとみる
閉じる