グリップは、スイングも球筋も自然に変えられる重要ポイント!飛距離が伸びない、方向性が安定しない、ミスが頻繁に出るのは「振り方」ではなく「握り方」を直すのが上達の近道です。あなたのグリップは、理想とするスイング、打ちたい球筋に合っているのか?その答えがわかります!
写真=小林司、相田克己、中野義昌
レッスン担当
[左]石井忍 いしい・しのぶ
[右]崔貴憲 さい・たかのり
石井は「スクエア・オーバーラッピング・ロングサムグリップのフェードヒッター」。崔は「ストロング・インターロッキング・ショートサムグリップのドローヒッター」と相対する2人がレッスン。
グリップ美人を見習って、イケメングリップを目指そう!
「意図」のあるグリップはカタチがキレイに見える
崔 アマチュアを指導していると、グリップに問題を抱えている人が多いですよね。
石井 プロのグリップも個性があるけど、みんな最低限のカタチは整っているし、理に適っている。その点アマチュアは、グリップに意図が感じられない。
崔 たしかに「こういう球が打ちたいんだな」という意図が感じられるグリップは、キレイに見えますよね。
石井 スイングの特徴や目的に合わせてグリップを整えれば、スイングも自然とよくなる。アマチュアは、もっとグリップに気を使う必要がありますね。
▲イ・ボミは「ややストロング・パーム・ハンドアップ・詰め」で賞金女王に!
強い選手はみんなグリップがきれい!でも、合わせ方はいろいろ
上の写真のグリップは今季優勝した女子プロ6人の握り方。上から順にスクエア(ウィーク)グリップからストロンググリップになっている。特に左手に注目。手首の角度やナックルの見え方に大きな違いがある。この写真を参考に、まずは自分がストロングとスクエア、どちらの握り方をしているかを判断したうえで、次のページからのレッスンに進もう。
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