レッスン

週3回でみるみるレベルアップ!絶対100切り編

週3回の練習で100切り!まずは正しいスイングの"感覚"を知る!

2016/6/23 21:00

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「スコアの壁を破らせてください。ただし、1週間の期限つきで!」という条件のもと、敏腕コーチ陣が短期間でスピード上達できる練習法を教えます。「1週間とはいえ、毎日練習するのは現実的ではない。でも3回で十分!ラウンド当日にうまくなったことが実感できますよ」と自信たっぷりのレベル別メニュー。“1週間で仕上がる”は、無理難題ではありませんでした!



エースゴルフアカデミー
100切りのプログラムは「エースゴルフクラブ」のスタッフ陣が指導。初日の練習法を担当するのは代表の石井忍(写真中央・1974年生まれ。千葉県出身)。薗田峻輔や大江香織らのツアープロも指導するプロコーチで、理論的なレッスンには定評がある。2日目を担当するのは4月からスタッフに加わった菊地明砂美(写真右・1985年生まれ。北海道出身)。女子ツアーで活躍する菊地絵理香の姉で、自身もツアーに挑戦中。3日目の担当は、石川純平(写真左・1980年生まれ。千葉県出身)。「エースゴルフクラブ神保町」のチーフとして、豊富なレッスン経験を持つ。


曲げない!力が伝わる!
「インパクトの質」向上で100切り即達成!



球をつかまえる感覚とクリーンヒットが100切りのカギ



 短期間での100切りには、ある程度、的を絞った練習が必要だ。プログラムを作ってくれた石井忍に狙いを聞いてみた。

「ドライバーは、OBを減らしつつ飛距離を伸ばすこと。それには球をつかまえるコツを身につける必要があります。アイアンやアプローチは、ダフらずにクリーンにインパクトする感覚をマスターしたいですね。これができれば大きなミスは減り、アイアンは最低限、グリーン周りまで運べますし、アプローチもグリーンオンできる。あとはちょっとした家練でパッティングの基本を身につければ、100切りはカンタンですよ!」(石井)


3回の練習でバッチリ身につく

“100切り”1週間プログラム







ドライバー、アイアン、アプローチそれぞれに3日ぶんの練習法を作成。初日は正しい感覚を知るための練習法、2日目はその感覚を実際のショットにつなげるための練習法、3日目はそのショットをコースで生かすための練習法になっている。パッティングは自宅でできる練習法を用意したので、練習場に行けない日に実践しよう。




まずは、正しいスイングの“感覚”を知る!




ドライバー

ボールのつかまえ方を体感しよう



フェースターンを理解する



 ドライバーで球をつかまえる感覚を身につけるには、フェースをターンさせながらスイングする動きを理解する必要があります。まずは腰から腰くらいの小さな振り幅でも、フェースが180度ターンするんだということをカラダで覚えましょう。

 最初は小さなトップで一度動きを止めて、フェースの向きの確認をしながら球を打ち、慣れてきたらスプリットハンドで打ってみましょう。




100切り練習法(1)

小さなトップから打つ



▲手元が腰の高さ、シャフトが地面と平行になるくらいのトップを作り、一度動きを止めてカタチを確認してから反動をつけずに球を打つ。100ヤードくらいを球筋はフックでOK



▲小さなトップでフェースが正面を向いているかポジションをチェック




100切り練習法(2)

スプリットハンドで打つ



▲スプリットハンドでグリップし、腰から腰くらいの振り幅で、真っすぐ飛ばせる動き方を探ってみる。左手を伸ばしたまま、フォローにかけて腕を入れ替えるように動かすのがコツ



▲両手の間隔を開けたスプリットハンドで握る




アイアン

振り遅れないインパクトを知ろう



カラダの開きをシャットアウト



 アイアンでクリーンに球をとらえるには、振り遅れずにインパクトする感覚を覚える必要があります。その最大のポイントは、カラダの開きを抑えること。

 それには、右足を少し引いた構えから球を打ったり、右足のカカトを浮かせて打つ練習が効果的です。体重が右に残ったり、右ヒザが前に出る動きを防げるので、クリーンに当たります。


100切り練習法(1)

クローズスタンス打ち



▲右足を引いたクローズスタンスで打つことで、ダウンスイングでカラダが開くのが防げる。クラブがインサイドから下り、クリーンに球をとらえやすくなる



▲肩や腰はスクエアに保ったまま、右足を靴半足ぶんくらい真うしろに引いてクローズに構える




100切り練習法(2)

右足カカト上げ打ち



▲右足のカカトを浮かせたまま球を打つことで、右に体重が残ってあおり打ちになるのを防ぐ。球を上からクリーンにとらえる感覚がわかる



▲右足を少し引いてヒザの高さを揃えて構えるのがコツ。軸を保ってスイングしよう




アプローチ

ヘッドを“真っすぐ”動かそう



30ヤード未満はストレート軌道



 アプローチでダフリやトップを防ぎ、ボールをクリーンにとらえるためには、正しい「振り子」のイメージを身につける必要があります。30ヤード未満くらいの小さな振り幅では、ヘッドを真っすぐ動かす意識をもってください。

 棒やクラブに沿って、ヘッドを真っすぐ動かして打つ練習法からはじめましょう。


100切り練習法

“線路”に沿ってヘッドを動かして打つ





#ref(img_body_19,center,nolink,caption:▲ボールの前後に棒
やクラブなどを線路のように置き、ヘッドをそれに沿って真っすぐ動かしながら球を打つ。両肩と手元でできる三角形を保って、振り子のようにスイングする)

▲小さな振り幅ではヘッドを飛球線に沿って真っすぐ振ろう



▲手先を使わず、ヒザを回転させるようなイメージでカラダを動かそう

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