「フェースを開き、バンスを使って打つ」と言われても、本当の砂から打てる練習環境が身近にないではないか…しかし、練習場のマットでも、砂の上と同じ練習ができちゃうんです。バンカーは擬似練で、うまくなれる!
構成=三代崇/写真=相田克己/協力=リバーサイドゴルフ練習場
レッスン=高橋正博 たかはし・まさひろ
1963年7月5日生まれ。日大ゴルフ部を経て90年にプロ入り。トーナメントで活躍し、現在は所属のリバーサイドゴルフ練習場の支配人を務めながら、アマチュアレッスンを行っている
SWのフェースを開きシャフトが真っすぐに見える構えがはじめの一歩
フェースを開いて「バンスから着地」が基本中の基本
練習場のマットでバンカーを想定した練習をするときはまず、実際のバンカーショットと同じアドレスを作りましょう。
フェースを開き、両手をカラダの中心線上にセットして両腕とシャフトで「Y」字をつくる姿勢で構えます。バンスを先に砂に着地させて、ボールの周りの砂を弾き飛ばすためには、このアドレスがマストです。
フェースの向きがスクエアで左腕とシャフトが真っすぐに見える「y」字型のハンドファーストの構えでは、フェースの刃がバンスより先に砂に潜り、大ダフリとなってしまいます。
○両腕とシャフトが大文字の「Y」に見える構えが正解
×小文字の「y」に見える構えは大ダフリの原因
▲バンスから着地させる意識を持って打つことが大切だ
▲フェースの刃が先につくようなスイングはNG
▲リーディングエッジからソールの張り出した部分がバンスだ
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