レッスン

美人コーチのスペシャルレッスン

ツヨカワ(強い+かわいい)系の完ぺき美女!
香妻琴乃のきちんと出せるバンカーショット

  • LINE


Kotono Kozuma
こうづま・ことの――1992年4月17日生まれ、22歳。157cm。得意クラブはドライバー。83期生。A型。鹿児島県出身。サマンサタバサ所属。


 父の影響で3歳からゴルフをはじめ、幼少期は横峯さくらの父・良郎氏が主宰するめだかクラブに入塾。7歳年上のさくらとともに腕を磨き、いまでも「さくらねえちゃん」と呼び尊敬している。そのルックスと実力によりジュニアのころから注目を集め、プロテストを一発合格。順調にキャリアを重ね「近いうちに勝てる若手」と思われたが、予想に反して苦戦を強いられた。

 同期の堀奈津佳や同い年の成田美寿々が勝利を重ねるなか、昨季のQT順位は60位。今季レギュラーツアーの後半戦は、かぎられた試合しか出られない。7月にはホステスプロとして出場したサマンサタバサレディースと、優勝すればレギュラーツアー4試合の出場権が与えられるステップツアーでプレーオフに敗退し、来季シード獲得のチャンスを立て続けに逃した。

 出れば好成績を残し、賞金を稼げる実力をもちながら出場できる試合はほんのわずか。ところが、そんな状況で琴乃ちゃんは少ないチャンスを確実にものにし、あっというまにシード当確ラインの賞金総額2000万円を突破!初シードはほぼ確定となった。

 「同期や同級生が活躍するのを見て、最初は焦りやうらやましいという気持ちが少しはあったけど、最近はなんとも思いません。ゴルフをはじめてからずっと、いいショットを打ってバーディチャンスにつけてスコアを伸ばして、結果と成績を残すことばかり考えていて『こういうスイングをする』『こういうゴルフをする』っていうのが、はっきりまとまっていないことに気づいたんです。結果にとらわれず『ゴルフがよくなる』ために必要なことをオフに考え、スイングや技術力、体力面で自分が理想とすることに近づく努力を一生懸命やりました。そうしたら、100点のショットをずっと打ち続けなくても、一年中調子がよくなくても、つなげていけば好成績が出せるゴルフができるようになったんです」という。

 ちなみに酷な質問だが、2戦連続でプレーオフに破れた心境を聞いてみた。「悔しい気持ちはもちろんありますが、優勝争いができたことがいい経験になりました。フロックでなんとなく勝ってしまったというより、苦労してやっと勝つほうが、本当の勝ち方を覚えられる。そういう経験を積んだほうが、2勝、3勝とたくさん勝てる選手になれると思っています」。

 同年代でもここまでしっかりしたコメントができるプロは稀。しかも取材中に、気づかいもできるし、まわりもよく見えているし、空気も読める。強くてかわいいだけじゃなく、性格も◎な完ぺき美女です!








砂に刺さらないからボールが上がる!
砂に刺さらないからボールが上がる!





▲スタンスの向きやボール位置は、大きく変えなくてもいい。フェースだけを大きく開いて打てば、特別な工夫がなくても簡単に脱出できる




ヘッドが抜ければ高さも飛距離もきちんと出せる

 みなさん、先月の巻頭特集「ドライバーの飛距離アップ」企画は読んでくれましたか?今月はわたしが、グリーンまわりのバンカーから一発で脱出する方法をレッスンします。

 バンカーショットは、どんな距離でもフェースを必ず開く。これが基本中の基本です。バンカーに入ったボールは芝の上と違い…

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

ツアープロ直伝レッスンが見放題!ゴルフレッスン、最新ギア、トッププロのスイング連続写真を毎日更新

テーマ別レッスン

あなたのゴルフのお悩みを一発解決!

注目キーワード
もっとみる
閉じる