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スイング連続写真 石川遼のスイング「今昔」

並べてわかる!石川遼の「3時代」スイング比べ

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高校1年生ながらツアー優勝を果たした2007年。最年少賞金王(18歳80日)に輝いた2009年、そして現在。日本ゴルフ界の至宝のスイングは、この10年でどのような変化を遂げたのか。本誌でもおなじみ、PGAの事情通でもあるタケ小山氏が解説する。
写真=前田俊二、平岡純、田辺安啓


石川遼 いしかわ・りょう
1991年9月17日生まれ、24歳。175cm、68kg。2015年シーズンは、PGAツアー最終戦のウィンダム選手権で31位に入り、フェデックスランキング124位に滑り込んで、今年のシード権を獲得。また、昨年は国内2勝のうちメジャー1勝を挙げ、賞金ランキング6位。今季はPGAツアーでの初優勝に期待。埼玉県出身。CASIO所属。


解説=タケ小山
本名=小山武明(こやま・たけあき)/1964年生まれ。ゴルフ解説者。雑誌のみならず、テレビやラジオなどマルチに活躍。コラムニストとしてゴルフ界への提言もしている。東京都出身。


並べてわかる!石川遼の「3時代」スイング比べ



2007年=ジュニア時代(15歳)
















石川遼のジュニア時代の連続写真をチェック!


2009年=賞金王獲得年(17歳)
















石川遼の賞金王獲得年の連続写真をチェック!


2015年=米ツアー参戦中(24歳)
















石川遼の現在の連続写真をチェック!


「真っすぐ前へ」から「ボールを操る」スイングへの進化



ポイント1

アドレス時の力感


▲ジュニア時代はグリップもゆるく、股関節の張りも少なく、力感がない。それが2009年、そして2015年と年を追うごとに力感が出てきている



意図的に曲げて打てるアドレスに変化



 ジュニア時代〜現在にかけて、まずはアドレスを見ると、力感の違いが顕著に出ています。

 ジュニア時代のアドレスには力感がありません。クラブを操作して球筋をコントロールするよりも、カラダ全体を使ってボールを真っすぐ前に飛ばすための構えをしています。この構えはフェースローテーションが入りにくいので、曲がり幅を抑えるという意味ではいいスイングですが、ボールを自在に操ることは難しいでしょう。

 それが時代を追うごとにグリップが強めになり、股関節の張りも出てきます。賞金王時代には…

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