シニアツアーで今季3勝目と絶好調の真板潔。勝利の要因のひとつは、レギュラーツアー時代とは異なる“寄せワザ”にあった。
構成=小山俊正/写真=前田俊二/取材トーナメント=ファンケルオープン
レッスン=真板潔 まいた・きよし
1959年12月17日生まれ。170cm、75kg。レギュラーツアー時代からシードの常連として活躍。8月末の広島シニアゴルフで今季2勝目、シニア通算4勝目を飾った。神奈川県出身。フリー。
“フォロー要らず”のピッチ&ランが寄る!
当てて終わりならスイングがゆるまない
年をとると脳からの指令が手にうまく伝達されず、指先の感覚も鈍くなるため、アプローチで球を高く上げるのがむずかしくなるという。真板自身も年々、チャックリのミスが出やすくなっている、と悩む。
「昔は球を上げるのが得意でしたが、最近は無理に上げずに、ピッチ&ランを使っています。ただし左右対称の振り幅を意識しすぎると、スイングがゆるんでしまい、ヘッドが突っかかることがあるので、フォローを大きく取らないことがコツ。当てて終わりならミスが出にくく、シニアでも簡単にできますよ」
クラブはPWが基本だが、球をより高く上げたいときはAWやSWを選択。ボール位置はセンター
体重を左足に乗せたまま、コック(手首)を使ってバックスイング
ヘッドを上からぶつけるだけでOK。手だけでなく…
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