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米国トップミドルエイジのスイング連続写真
ジミー・ウォーカーの力がビンビン伝わるアッパースイング

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解説=吉本巧 よしもと・たくみ
1980年生まれ。14歳で単身フロリダに渡り、ツアープロ、プロコーチを経験。帰国後、スイングの研究に没頭。現在は茅ヶ崎でゴルフレッスンスタジオ99ゴルフスクールを主宰し、多くのアマチュアを指導する。兵庫県出身。

ジミー・ウォーカー(38歳) Jimmy Walker
1979年1月16日生まれ。187cm、81kg。01年プロ転向。16年は「全米プロ」で悲願のメジャー初優勝達成を含め、トップ10入り5回で、世界ランキング20位。PGA通算6勝(2016年1月14日現在)。


ジミー・ウォーカーの力がビンビン伝わるアッパースイング



▲ジミー・ウォーカーはあまりカラダが回るタイプの選手ではないので、両肩の高低差を使って打つ「飛ばせるアッパー」にたどり着いた。腰を回せる人がこのスイングをやってしまうとボールが荒れてしまいがち



▲左肩と左腰を切り上げると右肩が沈むカタチになるその高低差を利用してアッパーに振り抜く




まずはスイング連続写真をチェック!




▲腰の回転をかなり抑えたバックスイング





▲腰の回転を抑えたまま胸から上を回して、クラブを上げている











▲左肩に対して右肩がかなり下がったアッパースイング。頭が右にずれていないので、すくい打ちにはならない









ジミー・ウォーカーのドライバースイング(後方)を連続写真でチェック!


インパクトからフォローにかけて両肩の高低差が大きくなる



 今どきの大型ヘッドをうまく振るには、腰の回転を抑えて胸を回すことが大切です。ジミー・ウォーカーもこのスイングをベースにしています。その中で注目すべきは左右の肩の高低差。アドレスからトップの両肩の高低差よりも、インパクトからフォローにかけての高低差のほうが明らかに大きいです。カラダの回転というよりも、肩の上下の運動でスイングしていることがわかります。

 頭を右にずらして打ってしまうと…

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