スライサー・フッカー・左右に曲がる人、
それぞれに合うドライバーはこれだ！

スライサー向け6モデル

自然なスイングでフェースを戻せるモデルを選択

　スライサーはフェースが開いた状態でインパクトしているので、フェースをスクエアに戻しやすいモデルを使うべきです。専門的にいうと、ヘッドの重心距離が短く、重心アングルが大きいモデルになります。ただし、重心深度が極端に深いとヘッド後方が下がりフェースを戻しづらくなります。重心は浅めか中間のモデルがオススメです。


ヘッドスピードが速いゴルファーはコレ！

ブリヂストン
J715 B3



●ロフト角/8.5度、9.5度、10.5度
●オリジナルシャフト/ツアーAD J15-11W(R、SR、S)
●長さ/45.5インチ
●体積/460cc
●総重量/309グラム(S)
●バランス/D2(S)
●価格/6万3000円＋税

強弾道のフェードが打てる
アスリート向けのドライバーとしては、重心距離が短い貴重なモデルです。フェースをターンさせて球をつかまえやすく、操作性にも優れています。460ccのヘッドは投影面積が大きく、スイートエリアも広め。ヘッドスピード43m/秒以上の人にオススメします。




ヘッドスピードが中間のゴルファーはコレ！

テーラーメイド
グローレF



●ロフト角/10度、11度、12度
●オリジナルシャフト/GL3300(R、SR、S)、GL3000(R、SR、S)
●長さ/46インチ
●体積/460cc
●総重量/294グラム(GL3300、S)
●バランス/D4(GL3300、S)
●価格/8万円＋税

球をつかまえやすいドロー設計
ヒール側にウエイトが搭載されていて、適度にボールをつかまえやすい設計です。ソール溝の効果で打点のブレにも寛容で、直進性もバツグン。フェースの反発と打感がいいのも長所です。純正シャフトは、ヘッドスピード43m/秒前後にジャストマッチします。




ヤマハ
インプレス RMX 02



●ロフト角/9.5度、10.5度
●オリジナルシャフト/スピーダー575(R、SR、S)
●長さ/45.5インチ
●体積/460cc
総重量/301グラム(S)
●バランス/D1
●価格/7万4000円＋税

ヘッドとシャフトでつかまえる！
つかまった高弾道を打ちたいゴルファーにピッタリなモデルです。フェースをターンさせやすい重心距離の短いヘッドと、中間から先が動く純正シャフトが好マッチング。相乗効果によって、インパクト前後でヘッドがボールを包み込むように動いてくれます。




ヘッドスピードが遅めのゴルファーはコレ！

グローブライド
オノフ AKA



●ロフト角/9度、10度、11度
●オリジナルシャフト/スムースキック MP-515D(R2、R、SR、S)
●長さ/45.5インチ
●体積/460cc
●総重量/300グラム(S)
●バランス/D2(S)
●価格/8万円＋税

よいスイングに導いてくれる優等生
ヘッドスピード40〜43m/秒のゴルファーが、とても振りやすく感じられるドライバーです。オノフのクラブは、自社製の純正シャフトが高品質で、ヘッドとのマッチングも絶妙！だれもが気持ちよく振れて、いい結果を得られる万人向けモデルです。




ヘッドスピードが遅い熟練ゴルファーはコレ！

プロギア
iD ナブラ RED



●ロフト角/10.5度、11.5度
●オリジナルシャフト/スピードインパクトシャフト(M-35、M-37、M-40)
●長さ/46インチ、45.5インチ(M-35)
●体積/460cc
●総重量/272グラム(M-40)
●バランス/D0
●価格／8万8000円＋税

長尺なのに振り遅れない！
ヘッドスピード40m/秒未満のゴルファーが、球をつかまえて飛ばせるクラブです。スイートエリアが広く、46インチの長尺シャフトは、しっかり振っても頼りなさがありません。ヘッドスピードを上げて、もっと飛ばしたいと願う人には最適です。打感も爽快です。




ヨネックス
ロイヤル DTP



●ロフト角/10度、11度
●オリジナルシャフト/キセラ for ロイヤル(R、SR)
●長さ/47インチ
●体積/460cc
●総重量/284グラム(SR)
●バランス/D2.5(SR)
●価格/8万8000円＋税

気持ちよく振れる長尺軽量
ヘッドとグリップエンドの両方にタングステンが装着されていて、飛びと振りやすさにこだわって設計された超軽量モデル。47インチの長尺ながら、振り遅れることがありません。スライサーでもストレスなく、長尺効果で飛距離アップが狙えます。




フッカー向け3モデル

急激にフェースがターンしないヘッドをチョイス

　左へのミスを嫌うゴルファーには、重心距離が長くてフェースが返りづらく、高慣性モーメントのヘッドがマッチします。ネックの調整機能でフェースをオープンにできるモデルや、標準の状態でフェースが開いているモデルを選択しましょう。

　チーピンを嫌うならロフトは大きめに設定。高弾道のフックに矯正されます。


ヘッドスピードが速いゴルファーはコレ！

テーラーメイド
R15 430



●ロフト角/9度、10度、11度
●オリジナルシャフト/TM1-115(R、SR、S)
●長さ/45.5インチ
●体積/430cc
●総重量/311グラム(S)
●バランス/D2b
●価格/6万5000円＋税

たたきにいっても、引っかからない
アドレス時から左に行かない安心感があって、実際にたたいても左に行きづらい。ソールのウエイトをトウ側に動かすと、さらにフェースが返りづらくなります。同シリーズには460ccのモデルもありますが、こちらのほうがヘッドサイズに対して重心距離が長くなっていてフッカー向け。




ピン
G30



●ロフト角/9度、10.5度
●オリジナルシャフト/TFC 390(R、SR、S)
●長さ/45.75インチ
●体積/460cc
●総重量/311グラム(R)
●バランス/D1(R)
●価格/5万6000円＋税

重量級ヘッドでミスを受け止める
重心距離が長く、ゆっくりとフェースターンするドライバーの代表モデルです。ヘッドが重く、深重心設計になっているのも特徴で、オフセンターでヒットしたときにヘッドがブレづらくて、左へ曲がる度合いを抑えてくれます。直進性の高さも大きな魅力です。




ヘッドスピードが中間のゴルファーはコレ！

キャロウェイ
XR



●ロフト角/9度、10.5度
●オリジナルシャフト/XR(R、SR、S)
●長さ/45.5インチ
●体積/460cc
●総重量/304グラム(S)
●バランス/D0
●価格/5万8000円＋税

ロフトを増やしても球がフケない
チーピンは、ロフトを増やす(寝かせる)と曲がりを軽減できます。このモデルは低スピン性能に長けていて、ロフトを増やしてもスピン量が増えず、飛距離が犠牲になりません。フェースアングルを維持したまま、ロフトを調整機能で増やせるのも長所です。




左右に曲がる人向け2モデル

安心感があってクセのない大型ヘッドがいい

　左右どちらにも曲げてしまう人は、ミスをする前提でモデルを選ぶべき。具体的には丸型ヘッドで投影面積が大きく、スイートエリアが広いモデル。ヘッドの見た目と性能に差がないような、スペック的には中庸なタイプが適しています。こういったモデルの調整機能を駆使して、自分が真っすぐに打てそうなセッティングで使いましょう。


タイトリスト
915D2



●ロフト角／8.5度、9.5度、10.5度
●オリジナルシャフト／タイトリスト スピーダー515（R、SR、S）
●長さ／45.25インチ
●体積／460cc
●総重量／307グラム
●バランス／D3.5
●価格／6万円＋税

オートマチックに直線的に飛ばせる
460ccのヘッドはスイートエリアが広く、オートマチックに打てるタイプ。新たに搭載されたソール溝の効果で、フェースの上下方向のミスにも強くなっています。ただし、球が上がりやすいモデルではないので、大きめのロフトを選んで使いましょう。






ナイキ
ヴェイパー スピード



●ロフト角/8.5〜12.5度
●オリジナルシャフト/ヴェイパー グラファイト(R、SR、S)、ヴェイパー グラファイト+(S)
●長さ/45.75インチ、45.5インチ(ヴェイパー グラファイト＋)
●体積/460cc
●総重量/312グラム(ヴェイパー グラファイト、S)
●バランス/D1(ヴェイパー グラファイト、S)
●価格/5万8000円＋税

圧倒的に曲がりが少ない！
独自のソール構造と溝によって、オフセンターでヒットしても球が曲がりづらい性能のモデル。球をつかまえて、やさしく直線的に飛ばしたい人には最適です。純正シャフトが2種類用意されていて、自分のパワーに合わせて選べるのもゴルファーにとっては大きなメリットです。