飛ばしたいならまずはボールを左へ曲げる
剛平さんのレッスンって、スゴくわかりやすい。単純明快、細かいことは抜きです。
「飛距離アップには、ボールにドロー回転をかけるべき。それには、はじめはどこへ飛んでいってもいいから、インパクトあたりで右手をグイっとかぶせて左へ巻き込むように打ってみなさい。ボールが左へ飛びはじめたら、ドローを打つカラダの動きがわかってきた証拠。飛距離アップに近づいたってことですよ」だそうです!
写真右のように、卓球でスマッシュを打つイメージで右手を使えば、ヘッドは閉じながらインサイドへ抜けていく。ドローを打つにはこのテクニックが必要
●佐藤剛平(さとう・ごうへい)――1976年生まれ。168cm。2011年シニアツアー賞金ランク8位。熊本県出身。芳賀カントリークラブ所属。
右ヒジをカラダから離さずに振ると
ビシッと芯を食う
ひ弱なインパクトがホントに一瞬で力強くなった
一生懸命振ってるつもりなのに飛ばないわたし。ところが、このレッスンを参考にダウンスイングで右ヒジをワキにつけるように意識してみたら、なんと! ビシバシ芯を食って、ボールが勢いよく飛ぶではありませんか! カラダとヘッドが一体化している感じ。相当手打ちだったってことですね。人間、ワキがあまいといいことありません。上田プロ、ありがとう!
「右腰の高さからインパクトにかけて右ヒジがカラダから離れないように振ると、インサイドから正確にヒットできます」(上田)。
●上田諭尉(うえだ・ゆい)――1974年3月9日生まれ、38歳。175cm、76kg。ツアー1勝。06年から賞金シードをキープ。岐阜県出身。タニヤゴルフ所属。
飛ばしたいなら
全力素振りを10回せよ
自分の限界を壊してヘッドスピードを上げ続ける
飛ばしの3要素といえばボール初速、打ち出し角、スピン量だが、やるべきは速く振ることと武井壮。
「自分のリミッターを破壊することが必要。そのためにはぶっ倒れるくらいの全力素振りを毎日10回でいいからやる。1日やって、HSがわずか0・1/秒上がるだけでも、毎日やれば確実に上がる」(武井)。わたしって勝手に飛距離の限界をつくっていたのね。まだまだ飛ばせるって自信がもてました。
うまく当てるとか、きれいに振るとかはまったく無視してOK。全力を出しきることだけを意識して素振りする
●武井壮(たけい・そう)――1973年生まれ。大学から陸上競技をはじめ、わずか2年半で「十種競技」の日本チャンピオンに。ゴルフ留学した米国でUSGAハンデ1.3を取得。スポーツ界、芸能界でひっぱりダコの人気アスリート。
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