ダウンのヘッド軌道がバックスイングの軌道よりも、大きく下がって低い位置を通る。スイングアークが大きいところも、さすがはプロだ
こちらのアングルもダウンの軌道のほうが低い位置を通っている。インパクト前の軌道とフォローの軌道がほぼ重なる、完ぺきなオンプレーンだ
バックスイングとダウンスイングとの幅の違いに注目!
上のデータのラインは、今野プロがスイング中に描いたヘッド軌道です。正面も飛球線後方も、ヘッドはバックスイングのラインよりもダウンスイングのほうが低い位置を通っています。ダウンスイングは、極端なカット軌道にならないかぎり、スライサーでもフッカーでも低い位置に下りてきますが、オンプレーンとはヘッドが下がる幅が違うところに注目してください。
軌道は正面と飛球線後方のどちらから見ても、今野プロのデータのようにダウンスイング時、バックスイングよりもかなり低い位置をヘッドが通るのがオンプレーンなのです。
この今野プロの軌道をいいお手本として頭に焼きつけ、同じ軌道を描くイメージをもってスイングしてください。
手やヘッドがバックスイングよりもダウン、トップより切り返しのほうが低い位置へと下りていく。これがオンプレーンで振る第一条件
100打ちスライサーのヘッド軌道は
幅が狭い
飛球線後方からのデータを見るとバックスイングの軌道は今野に近いが、ヘッドが外から下りてくるためダウンの軌道がバックスイングの軌道に近づいてしまい幅が狭くなる。フォローもダウンの軌道よりインに入っている、典型的なアウトサイド・イン軌道。
100打ちフッカーのヘッド軌道は
幅が広い
飛球線後方からのデータを見るとバックスイングの軌道は今野に近いが、ヘッフッカーの飛球線後方のデータは、オンプレーンと同じくヘッドがかなり低い位置へと下りているが、インサイド・アウト軌道なのでダウンとフォローのラインが離れている。正面から見たラインはスライサー同様、バックスイングとダウンの幅が非常に狭く、プロと大きな差がある。
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