09.インパクト直後に
手を隠すな!
上:石川遼 下:浅地洋佑
プロのインパクト直後:○石川も浅地もインパクト直後にちゃんと手が見えている。小柄だけど飛ばし屋の浅地は、手が腰より高い位置に上がっても手が見えているから飛ぶのだ
両手がカラダに隠れてしまう人はスライサーだ!
「ボクはフックも出るから、スライサーではないはず」と半信半疑の人は、スイングを後方からチェックしてください。
インパクト直後に両手が見えていない人は、残念ながらスライサーです。両手がカラダに隠れてしまうのは、スライスの大きな原因である「アウトサイド・イン軌道」と「カラダが開く」の両方が起こっているから。これは、「左サイドを止めて右サイドを追い抜く」スイングもできていません。
でも、気落ちすることはありません。今回のレッスンやドリルをやれば、必ず直りますから。
スライス・プッシュのインパクト直後
×:スライスやプッシュアウトを打った人のインパクト直後は、例外なく両手がカラダに隠れて見えない。これを直すのも脱スライスへのヒントのひとつだ
10.プロのカッコいいに
フォローをまねない
松山英樹
「ポスターやカレンダーになりそうなプロのカッコいいフォローをまねるのは、スライスを卒業してからね!」(タケ小山)
スライサーがまねるとスライスがさらにひどくなる
プロのカッコいいフォローってあこがれますよね。このカタチは本来、腕のターンや大きな孤を描けるなどの長所がありますが、スライサーにとっては百害あって一利なし。これまでに説明してきた、フェースが返らない、左サイドが回りっぱなし、手がカラダの幅より左に出るなど悪い動きを引き起こす原因になってしまうからです。
まねたくなるようなカッコいいフォローは、脱スライスを達成したあとの次のステップまでおあずけです!
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