09.左手の仕事量を増やして
クリーンヒット
スプリットハンド打ち:難易度☆☆☆☆
岩田寛
岩田のコンパクトなトップがお手本。クロスハンドやスプリットでスイングすると、絞まり感のあるトップがつくれる
平塚哲二
左肩と左ヒジの高さを低く保って、左にクラブを振り抜いていく。フェードを打つイメージで打ち抜く
右手と左手を離したスプリットハンドでグリップ。右手の力が強すぎるとフォローで詰まった感覚になる
Point!
フォローまで左腕を伸ばしていく
このドリルで左ヒジが引けてしまうと、ダフリかヒッカケしか打てない。左腕をしっかり伸ばすのがコツ
左腕の正しい使い方を覚えて両腕で打つ
右利きの人は、どうしても右手の力が強くなってしまい、その結果としてフォローで左ヒジが引けてダフってしまう。こういう人は、両手の間隔をあけたスプリットハンドでボールを打ってみてください。これで真っすぐに飛ばせるようになれば、右腕と左腕の運動量がそろった証拠。クラブを左サイドに引き込む悪いクセも直るので、スライスも矯正できます。
10.左肩の高さをキープすると
打点が安定する
クロスハンドショット:難易度☆☆☆☆☆
クロスハンドでグリップすると、アドレスで左肩の位置が低くなる。この左肩の高さを変えないようにする
低くて長いインパクトがマスターできる
ボールを上げようと思うと、右肩が落ちて左肩が上がったインパクトになります。スイング軸が右に傾くので、スイングの最下点がボールの手前になってダフってしまうのです。これを改善するためには、アドレスからインパクトまで左肩の高さを変えないことが大事です。
クロスハンドでボールを打つのはむずかしいドリルですが、これでしっかり打てるようになれば、低くて長いプロのようなインパクトゾーンがつくれて、打点が劇的に安定するようになります。
Point!
手元を低く保って左に振り抜く
左ヒジが曲がると打点が安定しない。フォローでは左ヒジを伸ばしたまま、手元を低い位置にキープしよう
左肩が少しでも浮くと打点がタテにズレて、ダフリだけでなくトップも出てしまう
クロスハンドならトップの位置もコンパクトに収まる。オーバースイングの
矯正にも効果アリ!
インパクトまで低く保った左肩を、左サイドに回していくようにフィニッシュ。体重は完全に左足に乗せる
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