体がやわらかい人は
右肩甲骨を入れてナチュラルにコックする
森田理香子
1990年1月8日生まれ、24歳。164cm、57kg。13年賞金女王。京都府出身。リコー所属。
▲やわらかい肩甲骨を使って自然にコックが入るので、両手が胸の前まで上がったときに、シャフトがほぼ垂直に上がる
手首をやわらかく使って加速力を上げる
カラダがやわらかい人は腰や両ヒザを正面に向けたまま、上体だけを深く捻転できます。バックスイングのときに左肩をアゴ下まで入れたら、やわらかく動く右肩甲骨を背骨側にスライドさせるように入れてください。すると、手首が自然に折れるナチュラルコックができるので、シャフトが立ってヘッドが高く上がりスイングアークが大きくなる。手首をやわらかく使うと、しなやかに加速するスイングができます。
▲左肩をアゴの下まで入れるのと同時に右肩甲骨を入れると、コックをしようと思わなくても自然に手首が折れる
体が硬い人は
コックは気にせず胸の前にクラブを置き続ける
星野英正
1977年9月19日生まれ、36歳。180cm、73kg。ツアー3勝。宮城県出身。フリー。
▲カラダ主体で振るので意図的にコックを入れるよりも、胸の前からクラブをはずさずに上げることが大切
正しいカタチをつくることを重要視する
「
」にあげたプロたちも、じつはとくに硬いというわけではありません。しかし、このプロたちはポジションごとに適したカタチをきっちりとつくるという点で、硬い人にとってはとてもいい参考になります。星野プロもカラダとクラブを同調させたバックスイングをしており、カラダ主体に振りたい硬い人にとっての理想のカタチをしています。
▲腕やクラブを動かさずにカラダの回転だけで上げていけば、クラブを胸の正面に置いた状態をキープできる
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