80切りを達成する最後の砦は、ミスパットを減らすこと。フェースの芯を外さないストロークだって、パーフェクトリリースを抜きにして考えられないのだ。
パットだってリリースを意識すればカップイン率が劇的にアップ!
パットのリリースはパターヘッドの重さをボールにぶつける感覚
パットはほかのショットと違い、小さな振り幅で打つため、リリースなんてないと思われがちですがそうではありません。手先だけの動きでボールにちょこんと合わせたり、手首をこねたりすると、フォローでパターを跳ね上げるような動きになる。フェースの芯を外して、方向性や距離感が狂ってしまいます。
パットこそキャスティングのイメージが大切。パターヘッドの重さをボールにぶつけたら、そのままヘッドを低く出していきましょう。インパクトゾーンが長くなり、フェースの芯でしっかりヒットできるようになります。

▲パターを振り抜いたあとに、左手のひらの膨らみと人差し指だけで持てるかをチェックしてみよう
ヘッドの重さをぶつけるイメージでリリース

▲ヘッドを持ち上げずに低く出す。左手甲を低く真っ直ぐ出そう
ダウンスイングでは、パターヘッドの重さをボールにぶつけるような感触でインパクトするのが基本。そのためには正しいリリースが不可欠な要素となる。
気分は「帝王」ことジャック・ニクラス
かつて「帝王」と呼ばれたジャック・ニコラスは、絶対に決めたいパットを入れたあとに左手でパターを持ち上げる“決めポーズ”を作っていた。これは正しいリリースができているから。キャスティングに近い角度が自然にできる

▲ヘッドが持ち上がってはニコラスのようなポーズや持ち方はできない
80切り練習法(1)
パットのパンチショットでパワー解放の感覚をつかむ
パターヘッドの重さをボールにぶつけるようにリリースすれば、バックスイングよりもフォローのほうが小さくなるのは自然なこと。どうしてもフォローでパターが跳ね上がりやすい人は…
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