ヘッドを浮かせるだけのカンタンなテクニック。アドレスを変えればスイングが変わり、球筋が変わる
ヘッドを浮かせると肩のラインが水平になる
ほぼ水平の肩のラインに沿って振ればレベルブローになり、方向性をより高めることができる
ヘッドを地面に置くと左肩上がりのアドレスに
左肩上がりの肩のラインに沿って振ればアッパーブローになり、曲がるリスクはあるが、高弾道で飛ばせる
肩のラインをほぼ水平にすればレベルブローのインパクトになる
ティショットの落としどころが狭いホールで、より正確性が求められるときは、アドレス時にヘッドを浮かせて構えましょう。
ボールの高さくらいまでヘッドを持ち上げると、右肩の位置がいつもより高くなります。すると肩のラインが通常の左肩上がりから、ほぼ水平に近い状態になるため、インパクトがアッパーブローでなくレベルブローに。その結果、アイアンのライン出しのような低めの弾道で正確なショットが打てるのです。
飛ばすときはアッパー、曲げたくないときはレベルブローになるように、アドレスを工夫するのが実戦的なテクニックです。
これぞプロテク
ボールを押しながら低いフォローをとると曲げずに飛ばせる
レベルブローにインパクトするとき、ボールを目標方向にグッと押し込んでいくと、より正確性が増す。左ヒジが引けないように腕をしっかり伸ばして、低いフォローをとることがポイント。
クラブを高く振り上げるとボールも高く上がってしまうので、低くコンパクトに振り抜こう
●小田孔明(おだ・こうめい)――1978年6月7日生まれ、34歳。176cm、85kg。ツアー5勝。300ヤードを超える飛距離が武器。福岡県出身。フリー。
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