完全にオートマチックなモデルから、どれだけフェースを開いても使える操作性バリバリのモデルまで、多岐にわたる最新ウエッジ。その中で気になったのが、幅広ソールのトゥ・ヒールを削ったモデルです。ミスに対するやさしさがありながら状況に応じて技も使える、いいとこ取り。このタイプのウエッジを出しているのは、世界的にプロの使用率が高いメーカーが多く、ツアープロの間でもアプローチに対する安定感が求められていることがうかがえますね。アプローチの練習量は、プロの50分の1とも100分の1ともいわれるアマチュアゴルファーには、ぜひ注目してほしいです。
フォーティーン
C-030
[ミスに強い系]
リーディングエッジに丸みがあって打ち込んでも刺さらないし、キャニオンソールでヘッドがかなり手前から入っても滑るお助けウエッジ。
ピン
アイ2 ゴージウエッジ
[ミスに強い系]
真ん中がくぼんだ幅広ソールで、ヘッドが手前から入っても滑ってミスを防ぐ。スクエアに打ってもいいし、フェースを開いて打ってもOK。
クリーブランド
スマートソール 2.0 タイプS
[ミスに強い系]
超幅広ソールにバンスがついて、地面や砂がやわらかくても刺さらない。スクエアに構えて上からドンと打つだけでOKのやさしさ特化型。
キャスコ
ドルフィンウエッジ
[バランス系]
フェースを開いてソールのヒール側からヘッドを入れると、出っ張り部分が滑ってくれる。フェースを開いて打てる人がやさしく使える。
ミズノ
MP R5-W
[バランス系]
超幅広ソールだが、トゥ側を落としていてフェースを開いても打てる。オートマチックさの中に操作性を盛り込んだ高機能ウエッジ。
ヨネックス
トライプリンシプル
[バランス系]
ガイドラインに沿ってフェースを開けば、簡単にロブショットが打てる。奇抜なソールはヘッドの機能に直結。地面に当たらずスカッと抜ける。
フォーティーン
RM-21
[バランス系]
幅広&フラットソールでミスを抑えつつ、ソールのヒール側を削ることで操作性もある。また、ボールがフェースに乗ってスピンもかかる。
ミズノ
MP R5-L
[バランス系]
トゥ・ヒールを落としていてフェースを開いてもリーディングエッジが浮かない。ミスにはシビアだが、ロブショットなど自在に技が使える。
マルマン
マルマンKSウエッジ ゼロバンスWF
[バランス系]
幅広のラウンドソールでバンス角が0度。ある程度フェースを開いて打てば、入射角や打点位置がズレてもソールが滑ってカバーしてくれる。
ブリヂストンゴルフ
フォージドウエッジ
[技が使える系]
超小型ヘッドで、ソールのヒール側を削った操作性重視モデル。ソールの真ん中の部分はしっかり地面に当たってミスを軽減してくれる。
ホンマ
TW-W フォージド
[技が使える系]
トゥ・ヒールを大胆に削った、典型的な操作性重視モデル。ヘッドも小ぶりで、テクニックがあればライを選ばず、思いどおりの球が打てる。
クリーブランド
588RTX2.0 プレシジョンフォージド
[技が使える系]
リーディングエッジがシャープで、ソールが当たる面積も狭い。洋芝に沈んだボールを打つのに適しているが、ミスにはかなりシビア。
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