連載コラム

石川勝美-ゴルフ道なき奥の細道

軽井沢

2013/10/16 21:00

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軽井沢

 暑かった今年の夏。わたしはさまざまなゴルフの体験をした。

 まずは、軽井沢。娘の葉子がNEC軽井沢72ゴルフトーナメントに出場するのに合わせて、軽井沢で1週間の滞在となったわけだが、やはり涼しかった。これなら(わたしでも)ゴルフができる。そこでイチ押しのコース。

 北軽井沢白川ゴルフ倶楽部。9ホール・パー27の俗にいうショートコースである。最長150ヤードで最短が104ヤード。グリーンが本格的なベントグリーンですばらしい。小さいのでなかなかワンオンはむずかしく、寄せワンがスコアメイクのカギを握る。

 クラブハウスでの食事は、カレーライスが絶品。浅間山からの風の中でバルコニーでカレーを食べて、もう9ホール。ほぼ平坦な林間コースで疲れないし、コース全体が木陰をつくっているのでじつに快適だ。流れるクリークがウォーターハザードとなってコースを横切るところも随所にあり、後半はハザードを避けてまわったが、結果はどちらも40を切ることはできなかった。アプローチの練習が必要だ。

 なんといっても料金が安いのがいい。9ホール3000円から一日楽しむことができる。街中の一流コースより涼しいのが、またいい。

北海道

 いままで見たコースで一番はどこ? と聞かれると、わたしは太平洋クラブ御殿場コースだと答えていた。しかし、今年訪れた北海道クラシックは、その上を行くコースだ。

 平坦な林間コースだが、いたるところに池やクリークがある(救済としてドロップエリアがある)。平らなため、ティグラウンドから見えないものもあるが、キャディのアドバイスは的確だ。

 特筆すべきは、そのグリーン。マスターズのオーガスタナショナル以上ともいえるアンジュレーション。グリーンのアウトラインは、決して円ではなく、バンカーとのバランスでさまざまな曲線で形づけられている。打ちっ放しの練習場もオーガスタ並みにグリーンが設置されていて、芝から打てる。アプローチやバンカーの練習施設も充実している。

 もうひとつ、わたしが満足を得たのが、食事。「三食丼」はウニ、カニ、イクラがたっぷり。ビールもなぜかうまい。コースに満足、食事に満足、スコアだけが不満。

西海岸

 カリフォルニアのトーリーパインは、PGAトーナメントが行われる有名なパブリックコース。そこのジュニアゴルフスクールに、葉子と次男の航を参加させた。

 5日間のカリキュラムを2度受講させた。初心者も多かったようだが、スクランブル方式(4人それぞれショットをして、次打は一番いい人のところからみんながまた打つ)だったので、毎日アンダーが出て楽しかったようだ。日本人はうちの子ふたりだけだったが、ふたりとも英語でコミュニケーションをとって、友だちをたくさんつくった。

 PGAの公認レッスンプロがついてくれたが、料金が高すぎる。日本の場合、JGAがジュニアスクールを開催しているが、一流コースで安価でやっている。

 暑い夏を避けて、涼しいゴルフを楽しんできた。やはり、北海道クラシックはすばらしいコースだ。2016年に日本プロゴルフ選手権が開催されるらしいが、ゴルファーならだれでも一度はラウンドしてみたいコースのひとつだと思う。ああいうグリーンのコースが北海道にたくさんあるなら、学生の夏のゴルフ合宿は北海道にしたらいいのではないか。とてもいい練習ができるだろう。

 いずれにせよ、すばらしい環境を考えれば、雪国から世界に通用する選手が出る可能性を感じた。





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