うまい人のスイングはカッコいい!ということは、見た目とうまさは関係するのか?カッコいいスイングをデータ解析してみたところ見た目がカッコいいほどヘッドが走るし、スイング軌道もよくなることが判明した。では、どうすればカッコよくなるのだろうか?「カッコいいスイングは、アドレス・トップ・フィニッシュの3点をしっかり作ればOK」と武藤和貴コーチが、具体的な作り方を指南。見た目がよくなり、ナイスショットも打てる一石二鳥のスイング作りのレッスンです!
写真=小林司/協力=テーラーメイド、アディダスゴルフ 新橋、K'sアイランド ゴルフアカデミー
レッスン
武藤和貴 むとう・かずき
1981年生まれ。K'sアイランドゴルフアカデミー(東京都・代官山)のなかで、もっともスイングが綺麗といわれるインストラクター。

▲データ計測はテーラーメイド-アディダスゴルフのスイング解析システム「MAT-T」で行った。スイングを3次元で事細かに解説する画期的なシステム

▲上記は7Iでの計測データ。不細工スイングよりもカッコいいスイングのほうが、ヘッドスピードが速い。軌道も理想的なインサイド・アウト。球筋でもカッコいいスイングは、きれいなドローが打てた。
「カッコいい=ナイスショット」を科学的見地から検証してみた!
アドレス
右肩が出すぎないのがきれいなアドレス

▲グリップは、右手が下になるので右肩が少し出るのはOK

▲右肩があまり前に出すぎると、右ヒザも前に出てしまい肩が回りにくく、手打ちになってしまう
トップ
肩は回すが腰はあまり回さない

▲肩は120°回るが、腰は19°だけ。この差が大きな捻転となり、飛距離につながってくる

▲腕だけを上げると肩が回りきらずに、捻転差が作れず、頭も左に倒れてしまう
フィニッシュ
肩と腰を思いっきり回して左に体重移動

▲肩が180°に近いほど回り、腰も90°を大きく超えるまで回っている。大きな回転によって体重は左足に移動

▲肩と腰が回らないと右足に体重が残ってしまう
※それぞれの角度は、目標のラインに対してどれだけ回っているかを表しています
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