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中井学直伝!パットが一気にうまくなる「応用編」

アドレスの盲点を克服!

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「基本」を守っているつもりなのに、パットが一向にうまくならない。そんな悩みを抱えている人たちに「パットはとても奥が深くて、盲点がいっぱいあります。そこに気づけば面白いくらい入るようになりますよ」と中井学がアドバイス。早速レクチャーしてもらおう。
構成=三代崇/写真=中野義昌/協力=東宝調布スポーツパーク(東京都)





解説=中井学 なかい・がく
1972年生まれ、大阪府出身。高校卒業後、アメリカにゴルフ留学。帰国後、03年からプロコーチ活動開始。これまでに多くの選手の初優勝、初シード獲得に貢献する。アマチュアレッスンにも取り組む一方で、15年JPGA資格認定プロテストに合格し、大きな話題を呼んだ。


こんな構え方をしていませんか?

重心を低くして下半身を固定する



▲両モモにぐっと力を込めて、筋肉主体で構える感じのアドレス



「アドレスでは下半身を安定させるのがいいと言われるせいか、足腰がガチガチに硬くなっている人がとても多いですね」と中井学。では、どのように構えるのがいいのだろうか!?



体を大きく見せるように構えるほうがストロークは安定する



 パットの場合、重心を低くし、下半身を固めようとしがちですが、モモなどの筋肉に力を込めるような構え方では筋肉の躍動を誘発することになります。すんなり立つ感じで姿勢よく構えた方が力みが取れ、下半身はかえって安定しやすいのです。

▲姿勢よく、体を大きく見せるように構えれば、パターをスムーズに振りやすい




▲両モモに力を入れると、かえってインパクトでヒザが流れて上体が動きやすい



▲インパクトでヒザが伸びて上体が起きるミスも招く




コレで解消!

上から吊り下げられるイメージで構える



▲両モモに力を入れず、姿勢を伸ばしてすんなりと立つ感じで構えるのがいい

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