やっぱりドライバーといえば「飛ばし」。そこで重要なのが、トップのカタチだ。バックスイングで上体を深く捻ったコンパクトかつパワフルなトップが理想的。飛ぶうえに、フェアウェイキープ率も上昇。そんな 一 石二鳥なトップをチェックしよう。
構成=三代崇/写真=前田俊二、田中宏幸/協力=茅ヶ崎ゴルフ倶楽部(神奈川県)
レッスン=吉本 巧 よしもと・たくみ
1980年8月27日生まれ、兵庫県出身。14歳で米国フロリダに渡り、2000年に米国でプロの資格を取得。帰国後、スイングの研究に没頭し、数々のメディアで活躍。現在99ゴルフスクールを設立し、神奈川県を拠点にレッスン活動を幅広く展開している。吉本巧オフィシャルブログ
スイングにおける「トップ」って何?
最初にスイングにおける「トップ」とは一体何か、正しく理解しておこう。トップの持つ深い意味を理解することが、飛距離アップへの第一歩だ。
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トップはスイングの「折り返し地点」
トップのカタチ次第で飛ばせるかどうかが決まる!
ゴルフの上手い人はトップがパワフルでバランスもいい
トップのポジションはバックスイングのゴールであると同時に、ダウンスイングのスタートでもあります。トップのポジションが安定しないのはバックスイングの動きが間違っていることを意味します。それではダウスイングでクラブを理想的な軌道に乗せられず、ミート率が上がりません。
トップまでクラブが上がったときは、厳密にいえば下半身がすでにダウンスイングへと向かっていますが、スイングチェックがしやすいポジションといえます。鏡などを利用して自分のトップがどんなカタチになっているかをもう一度確かめてください。手だけで上げたり、オーバースイングやスウェーをしていたり、自分のイメージと実際のギャップは案外大きいもの。岩田寛選手のバランスのいいトップを参考にして、フォームを改善しましょう。
アマチュアゴルファーの
間違ったトップの例
手だけで上げる

▲手主導でバックスイングするため、カラダの捻転が浅くクラブがアウトサイドに上がる
オーバースイング

▲手でクラブを担ぎ上げると、トップでクラブヘッドが垂れ下がるカタチになりやすい
上体の起き上がり

▲肩を水平に回そうとして上体が起き上がり、アドレスの前傾角度が保てなくなる
右にスウェーする

▲体重を右足に乗せようとして上体が右に流れると、正しいトップがつくれない
岩田寛に学べ!
飛ばしのトップ8カ条
岩田 寛 いわた・ひろし
1981年1月31日生まれ。14年フジサンケイクラシック優勝。昨年から米ツアーに舞台を移し、2016年のAT&Tぺブルビーチプロアマで優勝争いの末、4位となる健闘を見せた。フリー。
(1)シャフトが地面と平行となるのが目安
(2)両手の位置は…
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