フェースターン少なめのインサイド・アウト軌道でドローを打つ!
最近の大型ヘッドのクラブとの相性がいいスイング
松山くんのアイアンショットは現代的だといいましたが、それはスイングを後方から見てみるとよくわかります。
いちばんの特徴は、下の「特徴3」の写真のフォローに強く表れています。この位置で後方からクラブのフェース面が見えているのがわかると思いますが、これは、ドローボールヒッターであるにもかかわらず、フェースのローテーション量が少ないことを意味します。
ボクらの世代のドローヒッターは、フェースを大きくローテーションさせてボールをつかまえ、ドロー回転をかけていましたが、彼の場合はローテーションの量を抑えつつ、インサイド・アウトのスイング軌道によってドローボールを打つ。ボールの曲がり幅が小さく、方向性が安定するのがメリットです。
これは、ヘッドが大型化した最近のクラブとの相性がよく、安定した弾道で、曲げずに飛ばしやすい動きといえます。
このほかにも、ゆっくり静かに手を使わずに上げるテークバックや、カラダが最後まで開かないダウンスイングなど、彼のアイアンショットにはマネるべき点がたくさんありますよ。(伊澤)

▲手先に頼らずカラダで振るから方向性が安定する

▲手先を使わずゆるやかなインサイド・アウト軌道で力強いドローボールを打つ
特徴1
手先を使わずにゆっくり静かに始動
テークバックの始動で手を使わず、両腕と…
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