プロや上級者はアイアンで、フルショット以外に5つの球筋を打っている。このワザをマスターすれば、コース攻略の幅が広がり、スコアは劇的に縮まるぞ!
解説=小暮博則 こぐれ・ひろのり
1972年11月27日生まれ。実戦を想定した合理的なレッスンが人気。スタック&チルト公認インストラクター。PFGA赤坂ゴルフスタジオ代表。2016年KGA特別強化選手輩出。慈恵医大ゴルフ部コーチ。埼玉県出身。
パンチショットとノックダウン
ふたつの低弾道を打ち分けよう!
低い弾道のパンチショットとノックダウン。混同されがちなふたつのショットの違いと打ち分け方をマスターしよう!
フケ上がりを防止
パンチショット
使うのはこんな時!
●短い距離でアゲンスト
●左右が狭く、奥行きもない
ショートアイアンでアゲンストを攻略する
アゲンストなどショートアイアンで打つと、フケ上がって距離をロスしそうな場面で使用するのがパンチショット。大きな体重移動やカラダの回転をせず、インパクト付近でヒザを下げながら打つ。スピン量が少なく、低めの弾道になる。インパクトが強くなると、スピン量が増えてしまうので注意。
打ち方テク(1)
コンパクトなトップでフォローは小さく
左足体重の構えから小さめのトップを作り、フェースローテーションは抑えてフォローは小さくとる。
打ち方テク(2)
ハンドファーストをインパクト後もキープ
右寄りに置いたボールをハンドファーストでインパクトし、手元はそのまま低くキープする。
打ち出しが低く距離が出る
ノックダウン
使うのはこんな時!
●木の枝が邪魔で高く上げられない
●アゲンストで距離を稼ぎたい
風に強い低弾道でボールを運ぶ
6番アイアン以上の長めの番手で、アゲンストや木の枝などの下をくぐりながら、飛距離を出すことのできるショット。カラダを大きく動かし、パンチショットよりもしっかりと振り抜く。バックスピンがかかるため、ボールは…
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
ツアープロ直伝レッスンが見放題!ゴルフレッスン、最新ギア、トッププロのスイング連続写真を毎日更新!
この記事が気に入ったら
SNSでシェアしましょう!