アプローチが今ひとつピンに寄せ切れないとしたら、リリースの勘違いが原因と考えられる。ボールを上げるためのSWを「使って」、あえて低くコロがす練習に励もう。パーフェクトリリースの体得に大きく前進できる。
SWの転がし練習でリリースを覚えよう!
アプローチでリリースを覚えれば他の番手もうまくなる
SWを使い、インパクトでロフトを立てて低い球を打つ練習をすると、リリースのマスターに役立ちます。高い球を打つ練習は、フォローでクラブを跳ね上げるクセがつくことになるので逆効果です。
アプローチのスイングは「ゴルフスイングの原点」であり、ドライバーもアイアンもアプローチの延長。練習で正しいリリースが身につけば、インパクトの正確性がより向上しますが、ほかのショットのレベルアップにも直結します。正しいリリースはミート率を上げるだけでなく、パワー効率のいいスイングを実現してくれるのです。
56度のロフトを40〜45度くらいまで減らして打つ
ボールを上げたい意識が働いてインパクト後にクラブを跳ね上げてしまうと、リリースが行なわれず、フェースターンもできない。そんなゴルファーが大半だ。SWをロフトどおりに使ってボールを高く上げようとするより、構えたときよりもロフトを立てて打つ練習をすると、正しいリリースを完全にマスターできる

▲正しいリリースによってリストターンが自然に行なわれ、フォローでトウが上を向く。
左手だけでクラブを持ちアプローチ練習をしてみよう
左手でクラブを持ち、腰下くらいの振り幅でボールを低くコロがす練習がリリースのマスターに役立つ。フォローでヘッドを跳ね上げないように、左手甲を…
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