スコアアップに即効性が高いのは、なんといってもパッティング。自宅でできるパターマットとラウンド前の練習グリーンで、簡単に効果の出るレベル別のドリルを紹介します!
写真=田中宏幸/協力=久邇カントリークラブ
解説=小暮博則 こぐれ・ひろのり
1972年11月27日生まれ。実戦を想定した合理的なレッスンが人気。スタック&チルト公認インストラクター。PFGA赤坂ゴルフスタジオ代表。慈恵医大ゴルフ部コーチ。埼玉県出身。
100叩く人はインパクトでゆるみがち。それを直すことで3パットは激減する!
いいコロがりを生む
“しっかりイン パクト”を手に入れよう!
ゆるまないインパクトが距離感と方向性を上げる
パッティングで重要なのは、「距離感」と「方向性」です。それを出すためには、まず「しっかりとしたインパクト」「思ったところに打ち出せる」のふたつが大切になります。
100切りゴルファーの多くは、ストローク中に不安になってしまい、インパクトがゆるんだり、逆にパンチが入ったりして、思ったような距離感が出せないことが多いです。また、カラダが起き上がったり、結果を早く見たくてヘッドアップしてしまい、方向性もミート率も悪くなる傾向があります。
まずは、しっかりとしたインパクトを身につけるドリルが効果的。パターマットはもちろん、ティやコインを使ったドリルで、小さなストロークでゆるまずにインパクトする感覚を養ってください。
そして、本番前の練習グリーンでは、5メートルと10メートルを練習することで、距離感の“ものさし”を作りましょう。
パターマット
5球並べてカップインドリル
真っすぐ打つ感覚と距離の強弱を覚える
パターマットにボールを5球並べて、カップに近いボールから順に打つ。徐々に大きく打っていくことで、距離の加減とラインに真っすぐに打ち出す感覚が養える。
◎小さなストロークでうしろのボールに当てない

▲ボールをヒットするとき、テークバックでうしろのボールに当たらないようにする。小さいストロークでしっかりヒットできるようになる
ボールだけでなくティも打つ
パターヘッドより少し小さいゲートを作る
パターマットにボールを5球並べて、カップに近いボールから順に打つ。徐々に大きく打っていくことで…
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