本番でいい結果を出すためにはスタート前の練習は何をすればいい?参考にするなら、いつも安定して上位にいるボミちゃんだ!と、練習日に密着取材を敢行しました!
写真=小林司/取材トーナメント=KKT杯 バンテリンレディス
イ・ボミ Bo-Mee Lee
1988年8月21日生まれ。158cm。15年賞金女王。今季も強さは顕在で、PRGRレディスカップ、アース・モンダミンカップとツアー2勝。韓国出身。マスターズGC所属。
コメント=清水重憲 しみず・しげのり
1974年生まれ。プロキャディ。14年からイ・ボミの専属キャディとなり計11勝に貢献。19シーズンで、キャディ最多記録タイとなる計32勝をあげている優勝請負人。
ボミの朝練は「トータル45分、70球」で仕上げた!
ウエッジからはじめて、カラダを徐々にほぐす
専属キャディの清水重憲さんに、イ・ボミのラウンド前の練習について聞いてみた。
「ボミは、だいたいいつも2時間前には会場に入り、トレーナーとみっちり1時間ストレッチをしてから練習場に行きます。最初に打つのは必ずウエッジ。一番重いクラブでゆっくりカラダをならしていき、カラダがほぐれてからフルショットの練習をする。ケガ防止にもなる手順ですね」
AM8:34
練習場にボミちゃん登場

▲余裕をもって会場に入り、ストレッチを1時間、入念に行ったあとに練習場へ
▼
AM8:35
ストレッチでカラダをほぐす

▲練習直前も頭の上で手を組んで左右に傾き、筋肉や関節をほぐす

▲クラブを正面に持って、左右に倒すストレッチも練習直前によく見かける。クラブの重さを感じながら、手首をほぐしているらしい
▼
AM8:36
58度でアプローチ(15球)50ヤード以内

▲58度のウエッジから打ちはじめていく。重めのクラブはカラダで振る感覚がつかみやすいからだ

▲50ヤード以内の距離を打ち分けていく。短い距離から徐々に距離を伸ばしていった
58度→50度→PW→8I→6I→UT(25度)→3W→ドライバーの順で打つ
疲れや緊張から起こるズレを直すことを優先
スティックを置いて、目標に真っすぐ向いているかの確認や、ハーフウェイダウンの位置でヘッドの軌道をよくチェックしていた。
「何試合もやっていくと、プロでも緊張や疲れなどでスイングにズレが出てきてしまいます。向いている方向や…
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
ツアープロ直伝レッスンが見放題!ゴルフレッスン、最新ギア、トッププロのスイング連続写真を毎日更新!
この記事が気に入ったら
SNSでシェアしましょう!