苦手な距離や状況を補うセッティングを選べば、100ヤード以内は簡単。ここではオススメのウエッジの組み合わせをご紹介します。
レッスン=吉田栄太 よしだ・えいた
1976年4月29日生まれ。180cm。「ビームス&ウィンズ ステーション」(東京都有楽町)にてレッスンを行う。落ち着いた話し方と、ていねいな指導が人気。茨城県出身。
アマチュア代表=入江康男さん
ショートゲーム全般が苦手なアマチュア。いつもグリーンまわりでミスをして打数を重ねてしまう。現在はPW(45度)、52度、58度という3本のウエッジを使用。
ウエッジ4本のロフトはどう選べばいいの?
ボールを上げるのが苦手な人ならハイロフトを増やそう
では、ウエッジ4本のロフトはどう選べばいいのか。ショートゲームが苦手な入江康男さんを例にして見ていきましょう。
入江さんの場合、PWで110ヤード、52度で80ヤード飛びます。番手間の距離の90ヤード前後は、ミスが多く苦手な距離。また、ボールが上がりにくいのが悩みで、バンカー越えや左足下がりはトップすることもしばしばあります。
そんな入江さんにオススメなのが、ロフトが寝た番手を追加したPW、50、56、60度の「ハイロフトセット」です。
入江さんに合う
ウエッジ4本『ハイロフトセット』
こんな人にオススメ
●ボールが上がりづらい
●左足下がりやバンカー越えが苦手
●すくい上げるように振る
ミスになりがちだった苦手な状況で試打!
飛距離のギャップをなくして苦手な状況もすっきりクリア!
100ヤード以内の様々な距離で「
ハイロフトセット」を試打。50度で90ヤード、56度で70ヤード、60度で60ヤードを打てるので、飛距離の段差がなくなりました。フルショットで狙える機会が増え、安心してピンを狙っていけますね。
また、60度のウエッジが効果を発揮。ロフトを信じて打てば自然とボールは上がるので、バンカー越えや左足下がりからでも、高い球が打てます。このセットは、入江さんの苦手な状況を解決してくれましたね。
<90ヤード>

▲今まではPWで振り幅を操作して打っていたが、50度のフルショットでシンプルに対応できた。スピンもかかってグリーンにピタッと止まった
<バンカー越え>

▲ピンが近いバンカー越え。60度のウエッジを使い、高い球でピンの近くに落とせた。ロフトを信じて振れば自然と高さは出る
注意!
60度のウエッジはライを見極めてから打つ
60度のウエッジは、ボールを上げるには最適だが、ライを見極めないとミスが出る。ラフでボールが浮いているときに打ち込むと…
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