腰痛になりにくいスイングレッスン
Hitomi KAI
かい・ひとみ―大分県出身。160cm。12歳でゴルフをはじめて、20歳のときプロテストに合格。一昨年のヨネックスレディスでは決勝トーナメントに出場。現在は自身の経験から、腰痛を防ぐレッスンも行っている。趣味は食べ歩き。「イタリアンが好きですが、いわゆるB級グルメも好きです。すごい大盛りとか、食べきれないけれど頼んでしまいます」
ゴルフをして腰が痛くなった経験がある人は
ダウンスイングで右肩を落とさずにルックアップで打つ
腰痛持ちの人が気をつけるべきポイントは、ダウンスイングにあります。腰を痛めるのは、クラブをインサイドから下ろそうとして、ヘッドの重さでクラブが寝てしまい、右肩が落ち、右腰がつぶれて、カラダがめくれ上がりながらインパクトするためです。
ですから、ダウンでは右肩を落とさないでカラダを回し、クラブヘッドはインではなく、外から(上から)落とします。こうするとレベルターンになって腰への負担が減り、手元がカラダの近くを通るのでインパクトも安定するのです。
あと、頭を無理に残すのも、右足に体重が残って腰や首によくない。ダウンをはじめたら目標を見るくらいのつもりで、ルックアップ打法を練習してみてください。
ポイント1
右肩を落とさずにカラダを回せばレベルターンになって腰骨がつぶれない

▲クラブをインサイドから下ろそうとする人は、右肩が落ちてしまい、右腰の骨がつぶれた状態になるので、腰への負担が大きい
ポイント2
頭を無理に残さない。ルックアップで打てば右足に体重が残らず腰や首も痛めにくい

▲頭を残せとはよくいうが、必要以上に頭が右へ傾くと首にも負担がかかり、右足体重にもなりやすい
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