左手1本で振ると正しいトップのカタチがわかる
トップでオーバースイングになったり、右ワキが開いたフライングエルボーになったりする人がとても多い。正しいトップのカタチをつくるにはどうすればいいのか。
左手でクラブを振り上げてから右手を添えるのがコツ
まず、左手1本でクラブを握り、カラダを右(飛球線後方)に向けながら、クラブを胸の高さまで振り上げます。次に、軽く曲げた右ヒジを下(地面)に向けつつ、右手をクラブに添えてグリップ。最後に、左腕を伸ばしたまま肩を回せば正しいトップが完成します。
左腕を無理に伸ばす必要はありませんが、できるだけ伸ばすのが理想形。左肩からヘッドまでを一体にするイメージをもつと、カラダが動いて手打ちを防止できます。トップで右ワキが開いてしまう人は、この方法で正しいカタチを先に覚えるのが上達の近道です。

▲左手1本でクラブを上げる

▲右ヒジを下に向けて右手を添える

▲左腕を伸ばしたまま肩を回す

▲左肩からヘッドまでカラダの左サイドを一体にするイメージでバックスイングすれば、カラダ全体が動いて深い捻転をつくり出せる

▲左腕を曲げると、手でクラブをかつぎ上げてしまい、捻転不足のトップに。カラダを無理に回すとオーバースイングになる
浅地洋佑 あさじ・ようすけ
1993年5月24日生まれ、20歳。169cm、68kg。11年のQTを突破し、正確無比なショットを武器にプロ入り1年目で初シードを獲得。昨季はつるやオープン10位など。東京都出身。フリー。
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