クラブに"仕事"をさせるというのは、クラブをはたらかせてその機能を引き出すこと。ドライバーでよく使われるが、米山剛はショートアイアンでもそれが大事だという。その真意とは?
写真=圓岡紀夫/取材トーナメント=スターツシニアゴルフトーナメント
レッスン=米山剛 よねやま・つよし
1965年3月15日生まれ、50歳。アマ時代から活躍。1999年にはレギュラーツアーで年間3勝をマーク。今季からシニアデビュー。神奈川県出身。ヨネックス所属。
ショートアイアンもクラブに“仕事”をさせる!
余計な力を入れずにカラダの回転で打てばクラブがはたらく
クラブの性能が日々進化しているため、「ショートアイアンの打ち方がむかしとは違ってきました」と米山。
「グリーンで球を止めるために、むかしは左半身のリードでカット気味に球を切って、スピンをかけていました。でもいまは、高性能なクラブが球を高く上げてくれるので、その必要がない。インパクトで左肩が開かないように注意して、ストレートに打ち出すだけでいいんです。むかしは人間8対クラブ2、いまは人間5対クラブ5くらいの仕事量。ワキを軽く締めたままカラダの回転で打てば、クラブが勝手に仕事をしてくれますよ」
軸回転のレベルターンでシンプルに打つ。クラブが球を高く上げてスピンもかけてくれるので、打ち込んだりすくい上げたりする必要はない

▲クラブに仕事をさせるには、人間(自分)ががんばりすぎないこと。特にショートアイアンは…
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