現在、年間獲得賞金のトップ3は韓国勢が独占。それを追う日本のトップ3のスイングを、石井忍が分析。好調な3人だが、体格も違えば、スイングタイプも3者3様。自分の体格やスイングの傾向に合わせて、いい部分を取り入れよう。
写真=小林司、中野義昌
解説=石井忍 いしい・しのぶ
1974年8月27日生まれ。1998年にプロ入り。現役のツアープロを指導するプロコーチで、理論的なレッスンに定評がある。千葉と神保町のゴルフレッスンクラブ「エースゴルフクラブ」を主宰。
渡邉彩香 わたなべ・あやか
1993年9月19日生まれ。172cm。女子ツアー1の飛ばし屋。惜しくもオリンピック出場はならなかったが、その想いを国内女子ツアー後半戦にぶつける。ツアー3勝。静岡県出身。大東建託所属。
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▲左手の甲が正面を向くくらいのフックグリップ

▲左右の股関節を使って、Uの字を描くように体重を移動させる
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渡邉彩香のドライバースイング(正面)を連続写真でチェック!
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渡邉彩香のドライバースイング(後方)を連続写真でチェック!
渡邉彩香のドライバーは
フェースローテーションほぼなしのハイトップで飛ばす!
ハイトップを効果的に使った飛ばしスイング
強めのフックグリップが渡邉選手の特徴の一つです。そして、フェースの向きをほとんど変えずに、クラブをトップまで上げていきます。フェースローテーションはほとんど使っていません。
彼女の飛距離の秘密は、恵まれた体格を生かしたハイトップにあります。左腕と左足が引っ張り合うようなカタチで、左サイドがいい意味で伸びます。トップでのグリップエンドとボールの距離は、国内の女子で一番遠いでしょう。
そして、ハイトップで蓄えられた位置エネルギー(物体が落下するときに働く力)を効果的に使うためのカギは…
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