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クセがないから使いやすい
"オーソドックス"が洗練されたのがアスリートモデルだ



複合的な性能のバランスを取りつつ進化している

 アスリートモデルにも新しいモデルが登場しています。

 これらに関しては、特別新しい変化があるわけではありませんが、むしろ不動のスタンダードといえるカテゴリーで、構えやすさ、操作性、飛距離といった要素のバランスをとりながら進化しています。それらのバランスが高いレベルでそろったモデルが、傑作としてヒットするわけです。もちろん、これまでのモデル同様、振りやすさという点での進化は見逃せません。

 同時に、定番ラインを少しずつリニューアルしながら進化しているモデルも多く、「SLDRツアー」のようにヘッドサイズのバリエーションとして発売されるモデルもあります。

その意味では、前モデルがしっくりこなかった人も、ニューモデルはマッチする場合も多いので、積極的に試してほしいですね。(鹿又芳典)

テーラーメイド
SLDR ツアー


強いライナーが打てる小ぶりヘッド
ウエイト調節機能を備えたSLDRをそのまま小ぶりにしたモデルで、たたいても左に行かず、強い低弾道が打てる特性は継承している。一方で、ヘッドが小さくなったぶん、ヘッドターンがスムーズになり、SLDRでは右に行く人がつかまったいいドローを打ちやすいはず。

●ロフト角/10、11度
●ヘッド体積/430cc
●シャフト/オリジナルカーボン(X、S、SR)モトーレスピーダー661(S)、757(S)、ツアーAD MT-6(S)、MT-7(S)
●長さ/45.25インチ
●総重量/317g(S)
●バランス/D2.5(S)
●本体価格/7万円~


▲小ぶりで引き締まったヘッドシェイプ。構えやすい



▲強い低めの弾道でたたいても吹け上がらない




ヤマハ
インプレス RMXツアーモデル


ローテーションで飛ばせる洋ナシ型
フェースローテーションを使って飛ばすゴルファーが好む小ぶりの洋ナシ型ヘッド。引き締まったきれいな顔をしている。左を気にせずたたけるので、スイングとマッチすれば飛距離も期待できる。重心が浅めなせいか、たたいても吹け上がらず強い球が打てる。

●ロフト角/9、10度
●ヘッド体積/435cc
●シャフト/オリジナルカーボン(S、SR、R)、ツアーAD MT-5(R1)、MT-6(S)、ディアマナW60(S)、アッタス5GoGo6(S)
●長さ/45.25インチ
●総重量/300g(SR)
●バランス/D1(SR)
●本体価格/7万4000円~


▲ヒール側が絞り込まれた、洋ナシ型のヘッド



▲フェースローテーションを積極的に使う人に合う




ミズノ
MPクラフト 513


違和感がどこにもないキレイなドライバー
ヘッド形状、フェースの向き、打感、クラブの挙動、さらには弾道まで、構えても打ってもどこにも違和感が一切ない。ドロー、フェードや高低など弾道の打ち分けもしやすく、ミズノのMPアイアンを使っている人が、そのままのイメージで使えるドライバーといえる。

●ロフト角/9.5、9.5P、10.5度
●ヘッド体積/440cc
●シャフト/オリジナルカーボン(S)
●長さ/45インチ
●総重量/317g
●バランス/D2
●本体価格/7万6000円


▲ヘッド形状がとてもきれいで、「いかにもミズノ」という顔



▲スイングして違和感が一切ないので気持ちよく振り抜ける



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