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カノマタギア 深層の真相 〜180ヤード前後 5I vs UT〜

ピンまで180ヤードのティショット、5IとUT、どっちがいい?

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状況別3 ティショット







▲グリーンセンターまで180ヤードのバックティから10球ずつ打った。グリーン手前には池があり、ショートは即池につかまるシチュエーション




打ち比べ結果


高橋和也さん
34歳。ゴルフ歴5年、平均スコア100、ドライバーのヘッドスピード48m/秒。ショットの精度はイマイチだがパワーはピカイチ。5番アイアンの距離の目安は180〜190ヤード



5番アイアンは池が気になり、スイングも弾道も不安定に。ユーティリティは少々ミスをしても池を越えるという安心感からスイングも球のバラつきも少なかった。



飯沼史朗さん
50歳。ゴルフ歴25年、平均スコア74、ドライバーのヘッドスピード46m/秒。クラチャンに輝いたこともある実力の持ち主で、5番アイアンの距離の目安は180ヤード前後



5番アイアンは直接グリーンに乗ってもコロがって奥のバンカーに入り、少し当たりが薄いと手前の池につかまって思ったより乗せるのが難しかった。



鹿又芳典
ツアープロから一般アマチュアまで、その人のスイングに合わせたクラブを組み立てるクラフトマン。スクラッチプレーヤーでドライバーのヘッドスピードは43m/秒



どちらも高いスライスボールでグリーンを狙ったが、ユーティリティが安定していたのに対し、5番アイアンは少しのミスで池に入ったり大きく右に曲がった。



[検証結果]ユーティリティ Win!
打点がズレても、グリーンに届く!



ボールが止まる高い球。ユーティリティはティショットでも優勢



 ティショットなら5番アイアンでも安定して打てるかと思いきや、ナイスオン率はまたもユーティリティのほうが約2倍という結果に。

「ティアップして打っても、ユーティリティのスイートエリアの広さと球の上がりやすさは大きな武器になります。5番アイアンは少しでも薄めに当たるとガクッと飛距離が落ちますが、ユーティリティはグリーンに届いてくれるので安心して打てます。また、5番アイアンはグリーンに乗ってもボールがこぼれてしまいがちですが、ユーティリティは…

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