尾崎直道の「飛ばし」テク(1)

「"マン振り"とはカラダを大きく使って目いっぱいスイングすること。これは体力や柔軟性のある若い人の専売特許だが、じつはシニア世代にもおすすめだと尾崎直道はいう。その真意とは？
構成＝小山俊正／写真＝前田俊二／取材トーナメント＝ファンケルクラシック


レッスン＝尾崎直道 おざき・なおみち
1956年5月18日生まれ、59歳。174cm、76kg。2度の賞金王などツアー32勝を挙げて、永久シードを獲得。現在もレギュラー、シニアの両ツアーで活躍中。徳島県出身。フリー。

振らなきゃ飛ばない！"マン振り"のすすめ

たまには練習場で球の行方を気にせずマン振りしてみよう

　年をとると、体力が落ちてカラダが硬くなる。ケガの心配も出てくる。「だからといって、軽いスイングをしているとそれが身についてしまい、ますます飛ばなくなる」と直道。

「入念にウオーミングアップをしたら、練習場で…