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重量、バランスの数字にこだわる時代は終わった!
「ドライバー新時代」に突入



緻密な重心設計やクラブ全体の重量配分が進歩

 ここで紹介する6モデルは、同様、「振りやすさ」でパフォーマンスを高めるクラブといえます。

 共通していえることは、旧来の総重量やバランスといった数値やデザインまで含め、常識にとらわれずに独自の方法で「振りやすさ」を追求していることです。

 その背景には、技術的な進歩によって、ヘッドの肉厚を複雑に設計して重量配分をコントロールしたり、インパクトの瞬間を解析してヘッドのたわみや挙動を最適化できるようになったことがあります。

 その結果、軽いのに当たり負けしない、重いのに振りやすい、といった数値に現れない「振りやすさ」を生み出すことができるようになりました。ドライバーは新たな時代に足を踏み入れたといえるかもしれません。(鹿又芳典)

ミズノ
JPX EIII


フィニッシュまで一気に振り抜ける
構えるとヘッドが締まって見えて、振ってみてもシャープ。プレーヤーの手の感覚とヘッドの挙動が一致しやすく、ドロー、フェードなどの弾道が気持ちよく打ち分けられる。シャフトの重心配分のせいか、ヘッドを感じやすく、フィニッシュまで一気に振り抜ける。

●ロフト角/9.5、10度
●ヘッド体積/450cc
●シャフト/オリジナルカーボン(S、SR、R)
●長さ/45.5、44.75インチ
●総重量/295g(SR)
●バランス/C9(SR)
●本体価格/7万5000円


▲手元側が重いのでシャープに振り抜ける



▲フィニッシュまでヘッドを感じて一気に振れる




ナイキ
VR_Sコバート2.0


キャビティ効果で芯が広くてやさしい
ソール後部がえぐれたキャビティ構造の効果によって、スイートエリアが非常に広くオフセンターヒットに強いドライバー。球のつかまりもよく、打ち出し角も高めなので、リキまず安心して振れるのも振りやすさにつながっている。デザインもカッコよくなった。

●ロフト角/フレックス(8.5~12.5度)
●ヘッド体積/460cc
●シャフト/オリジナルカーボン(S、SR、R)、ディアマナW60(S)、ツアーAD MT-6(S)
●長さ/45.5インチ
●総重量/306g(SR)
●バランス/D1
●本体価格/5万6000円~


▲切り返しからの動きがスムーズで振りやすい



▲可変機能付きで、ロフト変化が弾道に素直に出る




ピン
i 25


クラウンの模様でシャープに見える
クラウンに入ったラインの効果で、ヘッドが締まって見えるとともに、フェース面のトウ・ヒール側のスコアラインとうまく連動してつながって見え、ラインが出しやすい。クラウンデザインの成功例のひとつ。打つと、ロフトなりの高さの強い弾道が出る。

●ロフト角/8.5、9.5、10.5度
●ヘッド体積/460cc
●シャフト/オリジナルカーボン55、65、75(ツアーX、ツアーS、S、R)、アッタス5GoGo6(X、S、R)
●長さ/45.25インチ(調整可)
●総重量/317g(65、S)
●バランス/D3(65、S)
●本体価格/5万円


▲スピード感があって振りやすいシャフト



▲クラウンのラインが構えやすさを演出している



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