レッスン

プロと上級者のライン読み

パッティングでプレッシャーに打ち勝つ方法(1)

  • LINE

論理と感覚をコントロールできれば思いどおりにパッティングできる!



感覚を抑えすぎるとフィーリングが出せなくなる



 パッティングをする前の頭の中は、グリーンの傾斜や距離をどう把握するかという「論理・思考」と、入れたい、外したくないという欲望や不安をもつ「感覚・感情」が混在しています。ネガティブな感情はプレッシャーに通じるので避けたいところですが、じつは距離感やカラダを思うように動かす感性の部分は、こうした感情を抑えてしまうと失われやすいのです。

 したがって、自分の「感覚・感情」面をどうコントロールするかが、パッティング向上のカギになります。感情過多で、不安や焦りなどのプレッシャーが強すぎるなら、ストロークやグリップをより機械的にパットできるものに変えると、よい結果になります。

 逆に、グリーンの見た目やキャディさんのアドバイスなど、様々な情報が頭の中で整理できずに、「論理・思考」面が優位に働きがちな人は、グリップを細くするなど、より感性が活かせるようなスタイルを選択すると、距離感やラインのイメージが出しやすくなります。


パッティング時、頭の中では「論理」と「感覚」が混在している



<感覚・感情>


・カップに入れたい・寄せたいという欲望
・外したくないというプレッシャー
・繊細なタッチを出す感性
・感情が優位になると
・プレッシャーを感じすぎる

<論理・思考>


・グリーンの傾斜やスピードを認識する
・距離を歩測して数字として把握する
・情報を整理して打つ距離を計算する
・論理が優位になると
・カラダは動きにくくなる


感覚をコントロール(1)

振り方



ストロークによって感覚の出しやすさが変わる



感覚は振り方によって、活かすことも抑えることもできる。グリップエンドをスライドさせるのは、感覚を活かす振り方。イメージした距離感やラインどおりに打ち出しやすいので、ロングパットのような、タッチを重視させてカップに寄せるだけでもいい状況に向いている。振り子ストロークは…

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

ツアープロ直伝レッスンが見放題!ゴルフレッスン、最新ギア、トッププロのスイング連続写真を毎日更新

テーマ別レッスン

あなたのゴルフのお悩みを一発解決!

注目キーワード
もっとみる
閉じる