マン振りの秘けつはお腹と背中に力を入れる

同じ舞台で戦う選手から「あの子はスゴい！」「反則ですよね…」といわれるほどの飛ばし屋・渡邉彩香。その飛びの秘密を本人が大公開！
写真＝相田克己／協力＝凾南ゴルフ倶楽部



レッスン＝渡邉彩香 わたなべ・あやか
1993年9月19日生まれ。172cm。女子ツアー1の飛ばし屋。昨季のサロンパスカップのドライビングディスタンスとマンシングウェアレディースでのドラコン大会で1位を獲得。サロンパスで記録した最大飛距離はなんと289ヤード！静岡県出身。大東建託所属。

ヘッドを加速させるマン振りで飛距離アップ！

　女子プロとしては体格に恵まれているが、筋力は一般男性に劣る渡邉彩香。でも、飛距離は280ヤードと、まさに"爆飛び"！その秘密を本人に直撃レッスンしてもらった。

「飛距離を伸ばすのに一番大切にしているのは、とにかく『マン振り』することですね。どんなホールでも、振りちぎっています。正しくマン振りすれば、ヘッドを走らせつつボールを的確にミートできるんです。また、マン振りをするときは、ヘッドスピードにもこだわっています。ゴルフを始めたころ、父に『どうやってもいいから、とにかく飛ばしなさい』と教えられて、速く振る方法をいろいろ考えて試し、それで行きついたのが、今のグリップや振り方。アマチュアのみなさんも『ヘッドが加速するマン振り』ができれば、今よりも必ず飛距離は伸びます。今回は、私が先生となって、そのポイントを講義させていただきます」


爆飛びのポイント

マン振りの秘けつはお腹と背中に力を入れる！

勢いでカラダが浮くのを防ぎましょう

　最初の講義は、マン振りするときの注意点です。力まかせのマン振りは、当たれば飛びますが、ミスも多く出る。でも、力を入れないと速くも振れないし、ボールを強く叩けません。

　正しいマン振りは力を入れる箇所がポイントです。腕や肩に力を入れるのはNG。力を入れるのは、お腹と背中です。勢いよく振るとインパクト付近で…