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番手別の"キレ"をマスターしよう!
伊沢利光が解説する、松山英樹のアイアンスイング

2016/5/19 21:00

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どこからでもビシッとグリーンをとらえられる切れ味鋭いアイアンショットを手に入れたい!世界で活躍する松山英樹のアイアンショットを元賞金王、伊澤利光がじっくり解説&レッスン!
写真=田辺安啓、田中宏幸 協力=伊澤ゴルフアカデミー


松山英樹 まつやま・ひでき
1992年生まれ。13年にプロ入り。プロ初年度に国内ツアー賞金王を獲得。14年からは米ツアーに挑戦し、2勝をあげる。マスターズではベスト10入りを果たし(7位タイ)、日本中を大いにわかせた。愛媛県出身。レクサス所属。


現代のクラブにマッチしたモダンなスイング



 今年2月の「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で米ツアー2勝目。記憶に新しいところでは、マスターズでも優勝争いに加わる大活躍をみせた松山くんは、いまや誰もが認める世界トップクラスの選手です。

 現在、ローリー・マキロイ、ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ、そしてリッキー・ファウラーを“ビッグ4"と呼ぶ人もいますが、そこに割って入る実力の持ち主として、メジャーを狙える位置にいることは間違いありません。

 そんな松山くんのアイアンショットは、切れ味鋭く、まさに正確無比。持ち球は基本的にはドローですが、往年の名手たちのような強く曲がるドローではなく、かぎりなくストレートに近い弾道です。

 筋力や柔軟性を考えれば、普通のアマチュアが彼のスイングをマネするのは不可能ですが、学ぶべきポイントはたくさんあります。現代のクラブにマッチした非常にモダンなスイングですので、ぜひ参考にしてみてください。



米ツアーの部門別ランキング「平均バーディ数」(1ラウンドで獲るバーディの数)で、1位を誇る(5月19日現在)松山。その要因はベタピンにつけるアイアンにあるといっても過言ではない!



解説=伊澤利光 いざわ・としみつ
1968年生まれ。世界屈指の美しいスイングを武器に、国内ツアーで16勝を挙げ、2度の賞金王に輝く。現在、福岡市内で「伊澤ゴルフアカデミー」を主宰。

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