レッスン


松山流アイアンスイングのベース

2016/5/19 21:30

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フェースターン少なめのインサイド・アウト軌道でドローを打つ!



最近の大型ヘッドのクラブとの相性がいいスイング



 松山くんのアイアンショットは現代的だといいましたが、それはスイングを後方から見てみるとよくわかります。

 いちばんの特徴は、下の「特徴3」の写真のフォローに強く表れています。この位置で後方からクラブのフェース面が見えているのがわかると思いますが、これは、ドローボールヒッターであるにもかかわらず、フェースのローテーション量が少ないことを意味します。

 ボクらの世代のドローヒッターは、フェースを大きくローテーションさせてボールをつかまえ、ドロー回転をかけていましたが、彼の場合はローテーションの量を抑えつつ、インサイド・アウトのスイング軌道によってドローボールを打つ。ボールの曲がり幅が小さく、方向性が安定するのがメリットです。

 これは、ヘッドが大型化した最近のクラブとの相性がよく、安定した弾道で、曲げずに飛ばしやすい動きといえます。

 このほかにも、ゆっくり静かに手を使わずに上げるテークバックや、カラダが最後まで開かないダウンスイングなど、彼のアイアンショットにはマネるべき点がたくさんありますよ。(伊澤)


▲手先に頼らずカラダで振るから方向性が安定する



▲手先を使わずゆるやかなインサイド・アウト軌道で力強いドローボールを打つ




特徴1

手先を使わずにゆっくり静かに始動






テークバックの始動で手を使わず、両腕と…

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