アマチュアがマネできるのはヘッドスピードが同程度の女子プロだ!ショットメーカーの呼び声の高い。選手をピックアップ。連続写真でわかるヒントでアイアン巧者になりましょう!
写真=前田俊二、小林司、相田克己
解説=森守洋 もり・もりひろ
1977年生まれ。95年にゴルフを学ぶため渡米。帰国後、陳清波に感銘を受け師事。現在は原江里菜や複数のツアープロのコーチを務める。東京ゴルフスタジオ主宰。静岡県出身。
イ・ボミ Bo-Mee Lee
1988年8月21日生まれ。158cm。15年賞金女王。今季も強さは顕在で、PRGRレディスカップ、アース・モンダミンカップとツアー2勝。韓国出身。マスターズGC所属。
ダウンスイングの動きが完ペキ!
クラブは下ろすが骨盤の回転はガマン!
イ・ボミ選手のスイングは、非の打ち所がない。とくにダウンスイングの骨盤の使い方がうまいですね。切り返し以降、お尻の全体がなかなか見えないのは、骨盤を右回転させた状態が長くキープされているから。そのため、バックスイングの軌道よりも少しクラブが寝て下ります。
骨盤は、インパクト直前で一気に回転。カラダの開きが抑えられ、骨盤の角度も起き上がらずに一定になるので、インパクトがスクエアになります。これは、ダウンで骨盤の回転を少し粘る意識をもつと簡単にできるので、トライしてみてください。インパクト後は完全に脱力し、手首も柔らかく使っている。平らではない傾斜地でも、ヘッドの抜けがよくなって、ライへの対応力も上がります。
▲トップ後、クラブを少し寝かせて振り下ろす
▲ダウンスイングで骨盤の角度は一定
▲インパクト後は脱力している
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イ・ボミのアイアンスイング(後方)を連続写真でチェック!
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