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ごく短いアプローチはできるだけピンにつけて寄せワンにしたい。だが、期待とはうらはらにがっかりするようなミスが出てしまう。そんなあなたのために、30ヤードのシーン別アプローチをレクチャーします。


山崎一真 やまざき・かずま
1978年生まれ。修正ポイントを的確に見抜き、わかりやすく解説する。東京代々木のツーサムゴルフスタジオ(03-5302-0236)で指導している。



31歳。176cm、61kg。ゴルフ歴4年。平均スコア95。得意クラブはSW。50ヤードには自信があるが30ヤードはいまひとつ自信がもてない。

苦手
リキまず感じを出しても寄らない

 ライに応じて、どこにキャリーさせて、そこからどのくらいコロがすのか、イメージをもつことが大切だと思っています。そしてそのイメージに沿って球をフェースに乗せて運べばいいと思うんですが、なかなかうまくいかない。小さな振り幅なのに芯をはずすことも多く、距離だけでなく、方向もブレてしまいます。















▲力を抜くことでトップが予定外に上がりすぎ、その結果ダウンスイングでゆるんだり手に力が入る




苦手な理由
小さな振りでもゆるみが出るとブレは大きい

 30ヤードを打つのに下の写真のトップは振り上げすぎです。

▲特別な打ち方をしないかぎり、30ヤードにこれほど大きな振り幅は必要ない。それがゆるみを招いている



 そのままでは飛びすぎてしまうため、とっさにダウンスイングでゆるめてしまいます。ゆるめば、小さな振り幅でもクラブの動きにブレが出るので、狙いどおりの打球にはなりません。

 イメージした球を打つには、どのくらいの振り幅がいいのか、フィーリングとして思い描いてみてください。そして、軌道や振り幅を素振りで確認します。トップやフィニッシュの位置を確認してもいいでしょう。あとはその振り幅をしっかり振り抜く。やわらかい球質で打つイメージであっても、インパクトはしっかり打つことが大切なのです。

▲SWで30ヤードなら、大きくてもこの程度の振り幅。トップとフィニッシュの位置をイメージしておくといい



さあ、克服しよう⇒
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ラフからバンカー超え

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