レッスン

美人コーチのスペシャルレッスン

屋形船で東京湾ナイトクルージング
吉野茜の軌道のズレを防ぐアプローチ

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Akane Yoshino
よしの・あかね――1992年3月13日生まれ、22歳。153cm。得意クラブはサンドウエッジ。83期生。O型。千葉県出身。スタジオアリス所属。


 中学から本格的にゴルフをはじめ、放課後は毎日練習場へ通ってクラブを振り続ける日々を送った茜ちゃん。プロの試合をテレビで見るようになり「わたしもあんなにたくさんの人たちに見られながらプレーしたい!」と、プロゴルファーを志すようになった。そんな茜ちゃんの将来の夢は、アメリカでプレーすること。その理由も「海外の試合をテレビで見ると、パトロンとかギャラリーがすごいじゃないですか。あの雰囲気のなかでプレーできたら気持ちいいですよね♪」。根っからの目立ちたがり屋の性格だが、明るくノリのいい元気娘でとても好感がもてる。

 注目をあびたのは、昨年の伊藤園レディス。初日に7バーディ・ノーボギーの65で首位に立つと、2日目も1打差の2位。惜しくも優勝は逃したが、大激戦を演出するひとりとなった。

 そのころはホントに華奢で小柄な女の子だったが、久しぶりに会うとカラダがかなり大きくなっていた。「ずっとトレーニングしているので、自分でもいいカラダになったと思います。試合に行くと毎週、大きくなったね、といわれます(笑)」。最初は体格差のハンデを感じたが、いまでは大きい選手に負けない自信がついたという。

 そのカラダをつくったのが、コーチの先頭で生徒みんなでイチからつくった練習場「フェイバリットゴルフ」。芝の上から打たないとうまくならないから、と1000坪の更地の土を掘り起こし、種から芝をつくり、バンカーを掘って、4面グリーンを整備した手づくり練習場で、プロを目指すジュニアの子たちと一緒に朝から晩まで鍛えている。「芝を刈ったり、カップを切ったりも全部自分たちでしています。それから、グリーンを必要以上に大切にするようになりました。カタビラ(雑草)を見つけると、プレー中でも抜いちゃいます」。芝生の養生に異常にくわしい、珍しい女子プロです!






軌道をズラさず芯で打てる!
クラブとカラダはコックを使ったほうが同調する

▲カラダの回転だけでなくコックも使って振り上げるとクラブがカラダの正面からはずれません



カラダだけで振るノーコックスイングは軌道がズレやすい

 153センチの小柄でも、大きな選手に負けずにガンバる吉野茜です。目標と尊敬する選手は、わたしより小さくても堂々としていてカッコいい馬場ゆかりさん(149センチ)です! そんなわたしの得意クラブはSW。ショートゲームでスコアをつくるわたしが、アプローチの上達法をお教えします。

 アプローチは「手先で打ってはダメ!手を使わずカラダを回して打て」とよくいわれますが、ノーコックはNG。カラダの回転だけで振り上げると、手やクラブは正しい軌道からはずれやすく、ヘッドをアウトやインに引いてしまいます。軌道の確認にいいチェック法があるので紹介しましょう。クラブを上げたらカラダ…

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