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石川遼・藤田寛之のスイングを連続写真で解説!

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続いて、ザ・プレーヤーズ選手権で8位に入るなど復調の兆しが見えてきた石川遼と、2014年にツアー3勝をあげ賞金ランキング2位となった藤田寛之のスイングから、「この角度だからこそ分かる10ポイント」を解説する。

石川遼の左前方から見たスイング


▲テークバックするとき、クラブがカラダの正面にあり、腕でクラブを上げていないことがよくわかります。腕で上げようとすると、どうしてもクラブがカラダの左右にずれます。



▲トップで右ワキが締まり、腕がカラダから浮いていません。アマチュアの場合、クラブを上げようとして右ワキが締まらず、腕がカラダから離れることが多いので注意しましょう。





▲球の飛んでいく方向にしっかりクラブが振られています。アマチュアに多いアウトサイド・イン軌道だと、これよりヘッドが左に振られてしまい、方向性が安定しません。



▲インパクトからフォローにかけて、クラブがカラダの正面にあります。左ヒジが引けると、カラダの回転がうまく使えず手打ちになってしまい、飛距離ロスにつながります。





石川遼のスイング(左前方)を連続写真でチェック!

石川遼 いしかわ・りょう
1991年9月17日生まれ。175cm、71kg。2015年は4戦連続予選落ちをするなど、苦しい滑り出しだったが、徐々にかつての調子を取り戻してきている。


藤田寛之の右前方から見たスイング




▲前傾角がキープされています。スイング中に前傾角が浅くなったり、深くなったりするとスイング軌道が不安定になり、ヒッカケやスライスが出る確率が高くなります。



▲トップでシャフトが短く見えるのはオンプレーンの証拠。アマチュアの場合、シャフトが肩とクロスしてシャフトが長く見えます。クラブの担ぎ上げなどが原因のひとつです。



▲インパクトからフォローにかけて、トップでできた右手首の角度がキープされています。この角度が緩んでしまうと、球の方向性が安定しなかったり、飛距離ロスにつながります。



▲フォロー時の左足の動きに注目。インパクトからフォローにかけてアドレスと同じような左ヒザの角度をキープすることで、左足(下半身)の踏んばりが利き、ヘッドが加速します。



▲インパクト後も前傾がキープされ、目線で球を追っています。アマチュアの場合、球の行方が気になるあまりカラダが起きてしまい、球を追う目線が地面と平行になりがちです。また、フォローからフィニッシュにかけて、下半身が動かず、上半身が回転しています



藤田寛之のスイング(右前方)を連続写真でチェック!

藤田寛之 ふじた・ひろゆき
1969年6月16日生まれ。168cm、70kg。ツアー通算18勝。昨季は3勝をあげ、賞金ランク2位。昨季の調子を維持できれば、今季のツアー制覇も近い。

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