女子ゴルフ界のカトパン!?
加賀其真美の安定したパッティングの秘けつ

写真＝小林司／協力＝稲毛海浜公園

Mami Kagasono
1991年6月19日生まれ。160cm。2012年プロ入り。ステップアップツアーを中心にツアー参戦。福岡県出身。ハローバンク所属。


　ゴルフ部の名門、沖学園出身で2012年にプロ入りした加賀其真美ちゃん。現在はステップアップツアーでの優勝を目標にしているが、なかなか思うようにいかず苦労の連続だという。「プロになった当初は、想像していた世界と違っていて全然通用しませんでした。試合に出ても上位に入れない、スコアも70後半を打ってしまったりして、かなり落ち込みました。今よりも10キロくらい痩せたときもあったんですよ。でも、コーチにアドバイスをもらいながらトレーニングを重ねて地道に努力しています」。プロになるだけでなく、さらなる高みを目指したいという熱い気持ちが、彼女の支えになっている。「毎日、自分のゴルフにプラスになると思って生活しています。遊びに行くとか一見ゴルフに関係ないことも、全部ゴルフにつながっていくと考えています。1日でも早く優勝したいですね!」

日常のことも全部、自分のゴルフにつながっていく

パットを安定させるポイントは

下半身をどっしり構えること！

下半身が安定すればカラダの軸を意識したストロークができる

　ワッグル初登場の加賀其真美です。今回は安定したパッティングのレッスンをご紹介します。安定の決め手になるのは、下半身のどっしり感です。アマチュアの多くは、上半身の動きが悪いせいでストロークがブレてしまう。自分の体重のすべてを低く下げるイメージをもって構え、下半身に意識を向けて振ると上半身の余計な動きがなくなります。

　重心が下にある正しい構えができたら、今度は…