尾崎直道の「飛ばし」テク(2)

スクエアなインパクトをつくれば真っすぐ飛ばせるが、インパクトそのものを意識すると飛ばずに曲がってしまう。ここがゴルフのむずかしいところで発想の転換が必要になる。
構成＝小山俊正／写真＝前田俊二／取材トーナメント＝ファンケルクラシック


レッスン＝尾崎直道 おざき・なおみち
1956年5月18日生まれ、59歳。174cm、76kg。2度の賞金王などツアー32勝を挙げて、永久シードを獲得。現在もレギュラー、シニアの両ツアーで活躍中。徳島県出身。フリー。

ゴルフはインパクトより"インパクト後"が大事！

ゴルフ歴44年！達人の結論は「球に合わせない」

　年をとってラウンド経験を重ねると、実戦力が身につく反面、小手先で球に合わせることを覚えてしまう。それが飛ばなくなる原因だと直道はいう。

「真っすぐ飛ばそうとして、球に当てにいくと腕に力が入るので、ヘッドスピードが減速してしまいます。これを防ぐには…