連載コラム

聞くだけで100が切れる話

100切りに大事なのは「考え方とメンタル」だ

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「パート4は、なんと!「聞くだけ」で100が切れるというありがたいお話。100切りに、パーを獲る技術や素晴らしいナイスショットはいりません。もっと大事なことは「考え方とメンタル」!あなたの頭の中を変えることで、「ゴルフ」ががらりと変わる。当然、スコアも別人のように変わる!このお話をきっかけに、100を叩いてしまうゴルファーから脱却しましょう。
イラスト=田渕周平


解説=北野正之 きたの・まさゆき
1966年生まれ。サザンヤードCC(茨城県)でレッスン活動を展開。松原ゴルフアカデミー所属。埼玉県出身


イチかバチかはプロでもしない。自分の技術でできるプレーを



 100を打つ人は、ミスを挽回しようとしてまたミスを繰り返します。ティショットでのミスを取り戻そうと、ラフでもウッドを振り回してまたミスをする。道に迷ったのに勘ですすんで、気づけば目的地からどんどん離れてしまった迷子のようです。たとえば、ナイスショットしたら越える200ヤード先のバンカーがあるとしましょう。100を打つ人は、"確率の低い奇跡のナイスショット"ができると信じ、バンカーに入れるミスをおかしてしまいます。そうではなく、打つ前に「もしここから10回打つとしたらどうなるか?」を考えてください。「10回のうち3回しかナイスショットが打てない」と思ったら、バンカー越えは狙わないでしょう。ミスを重ねない賢い選択です。




ティショットは次に打つ仮想ティグラウンドに運ぶ



 ティショットはセカンドをどこから打ちたいか決めてから打ちましょう。たとえばパー4なら、ティショットはセカンド="仮想ティグラウンド"にボールを運んでいると考えてください。誰も林のなかにティグラウンドをつくったりしないですよね。セカンドでラクに打てるフェアウェイにティグラウンドをつくろうとするはず。そのフェアウェイに運ぼうとする意思が大きなミスを防いで、せめてラフにでもボールがあれば、好スコアへの近道になるのです。




ミスは反省せず…

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