グリーンに乗せるつもりが、ミスって乗らずに大たたき。
パート3では、このパターンに陥りやすい、この時期とくにむずかしい状況からのアプローチ術を指南。
しっかり克服して最悪ボギーで収めよう!
下半身を使わず上体の回転で打つのがコツ。右手首を固定しフェースターンをおさえる
ハンドファーストをキープしてカラダが起き上がらないよう、斜面に沿ってヘッドを動かす。ヘッドを斜面にぶつけないこと
傾斜に逆らう感じで重力に対して真っすぐに立つ
アドレスでは真っすぐに立ち、クラブを短めに持って、ややハンドファーストに構える
手とカラダの間隔を変えずに上体の回転で打つ
左足上がりのラフでむずかしいのは、距離感を出すこと。ヘッドを斜面にぶつけるように打てば出せますが、寄せるのは簡単ではありません。そこでボクは、斜面に沿ってヘッドを動かす方法をとります。
アドレスでカラダのラインを斜面と平行にするとボールが上がってしまうので、真っすぐ垂直に立つ。クラブは短く持ち、振り抜きやすいようややオープンスタンスをとります。
スイングで大切なのは、右手首の角度を変えないで打つこと。ややハンドファーストに構えて右手首に角度をつくったら、その角度が変わらないよう傾斜に沿って振り抜きます。
下半身は動かさなくてOK。手とカラダの間隔をキープして、上体の回転で打ちましょう。
右手首の角度を保ち傾斜なりに振れば寄る
手とカラダの位置関係を保って振る
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スイング中、下半身は動かさないでOK。右手首の角度と手とカラダの間隔を変えないように動かす
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インパクト以降も手とカラダが近づかないように気をつけ、右手首の角度を保ってカラダを左へ回す
谷原秀人
●たにはら・ひでと――1978年11月16日生まれ、34歳。178cm、80kg。今季はつるやオープン、セガサミーカップ4位タイなど。3年ぶりの優勝に期待。広島県出身。フリー。
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