今季パーオン率第1位
藤本佳則 ふじもと・よしのり
1989年10月25日生まれ、24歳。165cm、68kg。プロ入り1年目でツアー初優勝。昨季も勝利を挙げている若手実力派。奈良県出身。フリー。
ショートアイアンのアドレスは、ちょい左足体重!
▲左足の裏で地面を踏むイメージが重要、という藤本。下半身を意識することで、土台が安定し、上体のムダな力も取れる
左足の裏で地面を踏むイメージなら重心が左に移る
ショートアイアンは、球をダウンブローにとらえることが鉄則ですよね。そのためには右足体重でなく、「左足体重」に構えることがポイントです。
ただし、左足に体重をかけすぎると、右肩が前に出たり、上から打ち込むだけのスイングになってしまうので、6対4くらいの「ちょい左足体重」にしましょう。
▲ターゲットへの目線にも注意。目線を上げすぎると右足体重になってしまう。「ちょい低め」にすれば左足体重がキープできる
ボクはクラブが短くなるほど、「左足の裏で地面を踏む」というイメージを強くします。右足を左足に寄せてスタンスを狭くしながら、左足で地面を踏む。こうすると重心が少しだけ左サイドに移動し、違和感なく、バランスのいいアドレスをつくることができるんです。
左右で役割は違いますが、同時に仕事をさせると、目標に向かってボールを押し込みながら運ぶ、完ぺきなライン出しができます。
▲シャフトが短いショートアイアンは猫背のアドレスになりがち。胸を無理にはる必要はないが、背すじを少し伸ばして構えよう
クラブが短くなるほど体重は左足に乗る
▲ドライバーはワイドスタンスにしてやや右足体重
▲ミドルアイアン(6I)は左右均等
▲ショートアイアン(9I)はちょい左足体重。右足を左足に寄せて、スタンスを徐々に狭くする
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