アマチュアゴルファーが苦手とする200ヤード前後(180〜210ヤード)。フェアウェイウッドやユーティリティで打つこの距離はどうやったら失敗せずに打てるのか?プロとアマの違いやミスを防ぐ方法を藤田寛之が伝授します!
カラダ全体の力を斜め下にかければ高弾道で飛ばせる!
ピンまで残り200ヤード前後ということは、アマチュアのみなさんなら、フェアウェイウッドやユーティリティを手にすることが多いと思います。
これらのクラブは「払い打つ感じでボールをレベルブローにヒットする」のがセオリーですが、ボクはお勧めしません。その動きを意識すると、すくい打ちのミスが出るからです。
この距離はある程度のパワーが必要なので、インパクトでクラブだけでなく、カラダ全体の力を「斜め下」方向にかけることがコツ。すると左ヒザが伸び上がらず、左足内側で体重を受け止められるため、ボールがつかまって、ぶ厚いインパクトに。その結果、より高弾道になり大きなキャリーが出せるのです。
▲スイングのカタチより「力をかける方向」を意識することがポイント。レベル(水平)でなく斜め下に力をかけていく
▲払い打ちを意識しすぎると体重が右に残り、カラダの左サイドが伸び上がるため、力が「斜め上」方向に逃げてしまう
▲斜め下に力をかければクラブが自然に上から下りてやや鋭角な入射角になる。左足内側に体重を乗せながらボールをとらえることが大切
藤田寛之 ふじた・ひろゆき
1969年6月16日生まれ、45歳。168cm、70kg。ツアー18勝。今季はダイヤモンドカップなどすでに3勝をマーク。福岡県出身。葛城GC所属。
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